更新日:2025年3月27日
住宅の「外まわり」は、家の第一印象を決める「顔」とも言える大切な部分です。この住宅の外まわりは専門的「エクステリア」や「外構」と呼ばれます。
家を建てる際、多くの方が室内の間取りやデザイン、キッチンやお風呂といった設備にまず目が向きがちです。そのため、門や塀、アプローチ、お庭などはしばしば後回しになります。とくに建売住宅では、必要最低限の簡易的な外構で済まされていることが多いのが実情です。
一方でマンションなどの集合住宅では、入口から植栽まで含めた全体を専門家がトータルでデザインすることが一般的。大規模なマンションになると、街のシンボルとしての役割も果たすため、周辺環境との調和も重視されています。
この記事では、「エクステリア」と「外構」の違いをはじめ、目的や費用相場、全国の施工事例まで幅広くご紹介します。この記事を参考に、あなたの住まいにぴったりのエクステリア・外構を考えてみてください。
「エクステリア」と「外構」は、いずれも住宅の外まわりを表す言葉ですが、意味には微妙な違いがあります。
「エクステリア」は住宅敷地内の外部空間全体を指す広い概念です。構造物だけでなく空間や環境としての側面も含みます。インテリア(室内)の対義語として使われることが多いです。
対して「外構」は、主に建物外部の具体的な構造物(門・カーポート・塀など)に焦点を当てた、より限定的な概念です。
ただし実務上では、エクステリア工事と外構工事にはほとんど区別がなく、業者によるサービス内容に大きな違いはありません。重要なのは、自分の希望するデザインや機能を明確にし、それを実現できる適切な業者を選ぶことです。
エクステリア・外構には、大きく分けて以下の3スタイルがあります。
1.クローズドスタイル
2.オープンスタイル
3.セミクローズドスタイル
外部に対して、エクステリア・外構部を見せるのか見せないかの違いですが、外からの印象や敷地内部の仕上げ方が変化します。
クローズドスタイルは、敷地境界に塀や石垣などを設け、敷地内部と外部を明確に区切る構造です。外部からの視覚を遮るため、敷地内部のプライベートを確保でき、重厚感のある印象を与えます。
かつての日本では一般的だったスタイルで、敷地内部はやや閉鎖的になるものの、内部の庭を所有者のこだわりが詰まった庭園として仕上げることも可能です。また、防犯性が高く、外部からの侵入を防ぎやすいという利点もあります。
オープンスタイルは、敷地境界に妨げる構造物を設けずに、植栽などで自然な垣根を造り、外部に見せるようにする構造です。外部から家の様子が見える設計になっているのが特徴です。
このスタイルは、アメリカなど一区画が大きい海外の住宅によく見られます。背景には、ガーデニングを楽しむ文化や、近隣住民とのコミュニケーションを大切にするライフスタイルがあります。
住民同士が協力して美しい街並みを作り上げるという意識が強く、高い塀で区切るよりも、開放的な空間を共有する傾向があるのです。また防犯面においても、個々の住宅単位ではなく、コミュニティ全体で安全を確保するという考え方が根付いています。
セミクローズドスタイルは、クローズとオープンの良さを組み合わせた中間的な構造です。完全に開放的でも閉鎖的でもない、バランスの取れた様式は、現代の日本の住宅で人気があります。
このスタイルでは、低めの塀や門扉を設けることで、視覚的な開放感を保ちながらも、敷地の境界線をはっきりさせてプライバシーを確保します。
あるいは、玄関へのアプローチ部分はオープンに設計しながら、プライバシーが必要な庭には目隠しの塀を設けるなど、機能によって空間を使い分ける工夫も可能です。
エクステリア工事・外構工事を行う際には、明確な目的意識を持つことが成功の鍵です。主な目的には、以下の3つがあげられます。
1.機能性を高める
2.景観を演出する
3.安全を確保する
とくに植栽や照明は、機能・景観・安全のすべてに関わる要素です。植栽は日差しを調整し、プライバシーを確保しながら美しさも提供します。
照明は夜間の利便性を高めるだけでなく、防犯効果や住まいの印象づくりにも貢献します。これらの要素を総合的に考慮しながら、主な目的を3つの点から見ていきましょう。
エクステリア工事・外構工事の基本的な目的は、住まいの外部空間の機能性を高め、日常生活をより快適にすることです。
駐車スペースを整備する場合、単なる土の上ではなく、コンクリート舗装やカーポートの設置によって、雑草や雨天時のぬかるみを防ぎます。玄関までのアプローチも舗装することで、雨の日でも安全に歩行できます。
また、ウッドデッキやテラスは、建物の内部と外部をつなぐ中間的な空間として、バーベキューやくつろぎのスペースになります。このような機能的な空間づくりにより、日常生活がより便利で快適になるのが目的です。
住まいの印象を決める要素が景観です。エクステリア・外構のデザインには、住まいの個性や施主の好みを反映させることができ、建物全体の雰囲気づくりに大きく影響します。「外からの視点」と「内からの視点」の両方に配慮することが重要です。
閉鎖的なスタイルは重厚感ある印象を与え、和風の塀と瓦屋根の組み合わせは日本的な美しさを演出します。開放的なスタイルは、芝生を活かした明るい空間を作り、レンガづくりの住宅と合わせれば洋風の住まいを実現可能です。
近年では、個々の住宅だけでなく、街全体の景観形成という観点からも、周囲との調和を意識した計画が求められています。
エクステリア工事・外構工事のもう一つの目的は、安全な住環境の確保です。従来は高い塀や門扉で外部からの視線を遮ることで防犯性を高めていましたが、現在では防犯カメラやセンサーライトなど、景観を損なわずに防犯性を高める設備も一般的になっています。
また、門扉や塀、フェンスなどを設けて敷地の境界を明確にすることも、防犯やプライバシーの面で効果的です。セミクローズド型の外構は、開放感とプライバシーを両立できる現代的な選択肢として注目されています。
安全性と快適性の両立を図ることで、家族が安心して暮らせる住環境を整えることが、エクステリア工事・外構工事の大きな目的のひとつです。
エクステリア工事・外構工事の目的を満たす選択肢として、土系舗装材エコクリーンソイルがあります。
とくに建物までのアプローチは日常的に使用する重要な部分です。一般的には、コンクリートや砂利などが使われますが、これらは殺風景な印象を与えたり、猫の糞問題などの悩みをもたらしたりします。
エコクリーンソイルは、土本来の自然な風合いと舗装材としての機能性を兼ね備えた画期的な素材です。畑のような黒い土とは異なり、美しい黄土色に近い色合いを持ち、和風・洋風どちらの住宅デザインにも調和可能です。
このエコクリーンソイルをエクステリア・外構に取り入れると、機能性・景観性・安全性を高められます。以下では、エコクリーンソイルを採用した場合のメリットについてご紹介します。
・環境への安全性が高い
・衝撃が吸収されやすい
・雑草の成長を抑制する
・自然な景観を保つ
・緩やかな透水性がある
・保水性に優れている
・簡単に施工できる
天然の真砂土と自然由来の無機系固化剤を主成分とするエコクリーンソイルは、人体や環境に完全に無害です。ご家庭の庭や駐車場に施工しても、小さなお子様やペットが触れても安心してお使いいただけます。
また、有害な汚染物質が含まれていないため、水質や土壌への悪影響の心配もありません。ガーデニング愛好家の方々にも安心いただける素材で、近くに植えられた植栽が枯れる心配はなく、バラなどの繊細な植物にとっても安全です。
さらに環境に配慮した特長として、使用後は製品を砕いて土に還せます。自然の循環に戻り、資源のリサイクルにも貢献します。
エコクリーンソイルは、土本来の柔らかさを活かした素材で、優れた衝撃吸収性を備えています。歩行時や運動時にかかる衝撃を効果的に吸収して、膝や踵への負担を軽減します。
コンクリートや石の舗装面では、飛び跳ねると体に強い反発を感じるほど硬く、関節に大きな負担がかかりますが、エコクリーンソイルはその心配がありません。
一般的な土系舗装材の中には、コンクリートのように硬く仕上げられた製品もありますが、エコクリーンソイルは違います。しっかりと固まりながらも、適度な柔軟性を保つよう設計されているため、歩行部分に最適です。
広いスペースに施工すれば、お子様の遊び場としても安心して使えます。駆け回ったり飛び跳ねたりしても、コンクリート舗装に比べて膝や踵への衝撃が少なく、快適に過ごせる空間を作り出します。
エコクリーンソイルは舗装材としての機能だけでなく、優れた防草効果も発揮します。自然な土のような見た目ながら、しっかりと固まる特性によって雑草の発生を抑制します。
一般的な庭を手入れせずに放置すると、数年で雑草が生い茂り荒れた状態になりがちです。その結果、洗濯物に植物の種子や虫が付着したり、害虫の発生源になったりなどの問題が生じます。
また、定期的な除草作業は、時間とエネルギーを奪い、精神的なストレスの原因にもなります。エコクリーンソイルを庭に施工することで、美しい景観を維持しながら手入れの手間を減らし、快適な住環境の実現が可能です。
住宅の外構にエコクリーンソイルを施工すると、天然の土に近い美しい景観を保ちながら、優れた舗装材としての機能性も発揮します。コンクリートや砂利などの白や黒で殺風景な素材と違い、エコクリーンソイルは自然な土の風合いを持ち、景観性に優れています。
都会の住宅では日常的に土を見る機会が減っていますが、本来自然界のどこにでもある土は、和風・洋風どちらの住宅にも違和感なく調和し、良い印象を与えることが可能です。
舗装材を使わず土のままの庭を放置すると、雨の日にはぬかるみが発生したり、排水と一緒に土砂が流出したりします。ひどい場合は雨水が作った跡が深い溝になって地面が洗掘されてしまいます。
しかし、エコクリーンソイルなら、しっかりと固まるため、ぬかるみの心配がありません。自然素材の風合いと実用的な機能性を両立させた理想的な外構材料です。
エコクリーンソイルは緩やかな透水性を備えています。表面に溜まった雨水は下層の土や砂にゆっくりと浸透していきます。
素材自体が硬化しているので、泥濘化(ドロドロ状態)やぬかるみが発生せず、雨の日でも快適に歩行可能です。住宅の外構部分に最適な舗装材といえるでしょう。
透水性があることで表層の水は自然に下層の土壌へと流れるため、植栽周りや周囲の樹木の育成にも悪影響を与えません。また、排水用の水路や桝などの付帯設備が不要になるというメリットもあります。
エコクリーンソイルの舗装面は、自然の土に近い形で水を大地にゆっくりと還していく環境にやさしい素材なのです。機能性と環境への配慮を両立した、現代の住宅外構に最適な選択肢です。
エコクリーンソイル舗装には微細な空隙が多数含まれており、スポンジのような構造で水分を効果的に蓄えられます。この特性により、エコクリーンソイルは雨水を一時的に保水し、余分な水分は下層へと排水され理想的な水分バランスが実現可能です。
保水された水分が蒸発する際に生じる気化熱によって周辺の温度が下がるため、とくに夏場の暑い時期には自然な冷却効果をもたらします。打ち水の効果も高まり、より快適な外部空間を実現できるでしょう。
さらに、エコクリーンソイルの優れた保水性と透水性は周辺の植物にも恩恵をもたらします。土壌に適度な水分を蓄えることで植物の乾燥を防ぎ、健全な生育を助けます。
周辺の植栽や樹木にも良い影響を与え、緑豊かな環境づくりが可能です。
エコクリーンソイルは施工性に優れた素材で、特殊な道具や重機を必要としません。アスファルトやコンクリートと違い、専門的な管理や複雑な工程を必要とせず、シンプルな作業で施工が可能です。
施工方法は非常に簡単で、製品を敷き均して散水するだけ。この単純な手順により、直線や曲線部分はもちろん、縁石の隙間や飛び石の周りといった細かな部分まできれいに仕上げられます。
デザイン性を高めるためのアレンジも容易で、タイルを組み込んだりレンガでデザインを付けたりすることも簡単にできます。プロの外構工事業者であれば問題なく施工可能ですし、DIY好きな方なら自分で施工することも十分可能です。
また、エコクリーンソイルの大きな利点として、施工後のメンテナンスのしやすさがあります。外力で欠けてしまった部分や水で洗掘された箇所があっても、新しい製品を充填するだけで簡単に補修できるため、長期間にわたって美しい状態を保てます。
エコクリーンソイルは、公園の遊歩道や園路の舗装材、また防草対策として多くの場所で利用されています。
公園などの大規模な施工現場で使われるイメージが強いかもしれませんが、優れた施工性を活かして一般住宅の外構や小規模な現場でも数多くの実績があります。
以下は、住宅のエクステリア工事・外構工事でエコクリーンソイルを採用していただいた実例のご紹介です。さまざまな用途や条件に合わせた施工例を見て、ぜひご自分の工事計画の参考にしてください。
その他の幅広い活用事例についても当社ウェブサイトでご覧いただけます。詳しい事例写真や施工方法について知りたい方は、「活用事例」のリンクからぜひチェックしてください。
景観性を重視し、ペットにも配慮した施工例です。この住宅では、建物周囲にエコクリーンソイルを施工し、レンガブロックを目地代わりに配置することで独創的なデザイン性を実現しました。
犬を飼っているご家庭のため、汚染物質を含まない自然素材のエコクリーンソイルは安心して使用できます。
また夏場はコンクリートが熱くなりがちですが、エコクリーンソイルは照り返しが少なく、保水性も高いのが特徴。ペットにも人にも快適なエクステリア・外構となりました。
◆住宅の外構における活用事例まとめ① ※活用事例はこちらの青文字をクリック!
庭スペースを駐車場として活用しているこの住宅では、味気ないコンクリート舗装に代わる素材としてエコクリーンソイルを採用しました。景観性を重視した結果、建物周りに美しい舗装が実現しています。
車の乗り入れによる負荷を考慮し、しっかりとした路盤を作成した上で施工したことで、駐車スペースとしても十分な強度を確保。アクセントとして配置したレンガの色合いとの調和も美しく、施主様からは道路側にも同様の施工を希望する声が上がっています。
◆住宅の外構における活用事例まとめ① ※活用事例はこちらの青文字をクリック!
駐車場と庭の両方に使える素材を探していた新築住宅のオーナーさんが、エコクリーンソイルを選ばれました。コンクリートやアスファルトでは味気ないと感じ、当社に相談があったケースです。
外構業者が提案したタイル張りのデザインとエコクリーンソイルを組み合わせることで、玄関前の庭から駐車スペースまで一体感のあるおしゃれな外構が完成しました。機能性とデザイン性を兼ね備えた理想的な施工例です。
◆住宅の外構における活用事例まとめ① ※活用事例はこちらの青文字をクリック!
従来は砂利敷きの上にコンクリートタイルを敷いていましたが、歩きにくさと隙間からの雑草の発生に悩んでいました。この問題を解決するため、既存のタイルを残しながらエコクリーンソイルで隙間を埋める施工を行いました。
施工後はタイル間が平坦になり、歩きやすさが格段に向上。色合いも美しく、景観面でも満足いただける結果となりました。既存素材を活かした経済的かつ効果的なリフォーム事例です。
◆住宅の外構における活用事例まとめ② ※活用事例はこちらの青文字をクリック!
建物の周囲(犬走り)は夏場に雑草が生い茂りやすく、定期的な手入れが必要でした。この煩わしさから解放されたいという要望に応え、エコクリーンソイルによる防草対策を実施しました。
とくに手入れが行き届かず「ジャングル状態」だった犬走りも、施工後はすっきりとした見た目に。建物横の蛇口周りも使いやすくなり、雑草の発生防止だけでなく害虫対策としても効果を発揮しています。
◆住宅の外構における活用事例まとめ② ※活用事例はこちらの青文字をクリック!
日当たりの良い庭に物干し場を設けていたこの住宅では、夏場に背丈ほどの雑草が生い茂り、洗濯物に種子が付くなどの問題がありました。除草作業を定期的に行っても、夏場はわずか1〜2週間で元の状態に戻るほど雑草の生育が早く、大きな悩みとなっていました。
予算の関係で全面施工は難しいため、まずは物干しスペースのみエコクリーンソイルを施工。
結果、雑草の発生が抑えられ、快適に洗濯物を扱えるようになりました。効果に満足された施主様からは、将来的に庭全面への施工希望もいただいています。
◆住宅の外構における活用事例まとめ② ※活用事例はこちらの青文字をクリック!
日当たりの良い開けた犬走りでは、夏場の雑草が酷く、またゴミも堆積しがちでした。この問題を解決するためにエコクリーンソイルを施工したところ、見た目が美しくなっただけでなく、不思議なことにゴミの堆積も減少。
施主様にとても満足いただいた事例です。エコクリーンソイルは防草効果と美観の向上により、住宅外構のさまざまな問題を解決できる万能な舗装材といえるでしょう。
◆住宅の外構における活用事例まとめ② ※活用事例はこちらの青文字をクリック!
エクステリア工事・外構工事を依頼する際に、多くの方が気になるのが費用です。成功させるためには、事前準備が重要になります。
まずは、どの部分をどのように工事したいのか、明確なイメージを固めておきましょう。併せて施工箇所の面積を測っておくと、業者側も具体的なイメージを持ちやすく、より正確な見積りを出しやすくなります。
見積りを依頼する際は、お住まいの近くの外構業者がおすすめです。遠方の業者の場合、通常の施工費に移動費が加わり、割高になる傾向です。
実際の外構工事の費用は、施工面積や設置する内容によって大きく異なります。ここでは、一般的な相場の目安をご紹介します。あくまで参考として、ご自宅の外構工事計画の想像を膨らませる材料にしてください。
外構工事の費用は、一般的に建物購入時の金額の約10%程度が相場です。
金額に換算すると50万円~300万円程度となりますが、実際には外構工事の規模や内容によって大きく変動します。外構のスタイル別に見ると、費用相場は以下のようになります。
・オープンスタイル:50万円程度
・セミクローズドスタイル:50万円~200万円程度
・クローズドスタイル:150万円~300万円程度
これらは工事全体の総額ですが、門扉やフェンスなど部分的な工事を行う場合は、それぞれの項目ごとに費用が異なります。次に、各部分の工事費用についてご紹介します。
エクステリア工事・外構工事を計画する際、各部分ごとの費用相場を把握しておくことは予算計画の大きな助けになります。
工事全体の費用は、建物購入時の金額の約10%程度(50万円〜300万円)が一般的です。しかし、これは外構スタイルによって大きく変わります。以下に主な外構要素の費用相場をまとめましたので、計画の参考にしてください。
・門扉・門塀:15万〜50万円程度
・塀:50万〜150万円程度
・フェンス:30万〜60万円程度
・玄関アプローチ:10万〜50万円程度
・庭:10万〜150万円程度
・ベランダ・バルコニー:20万〜50万円程度
・テラス・ウッドデッキ:10万〜50万円程度
・ガーデンルーム・サンルーム:40万〜100万円程度
・駐車場・カーポート・ガレージ:20万〜150万円程度
・照明・ライトアップ:10万円程度〜
・植栽・樹木:5万円程度〜
これらの費用は目安であり、素材や仕様、施工面積、地域などによって変動します。以下では、各要素について詳しく解説します。
門扉や門塀は、来客の際に最初に目にする住宅の顔となる部分です。近年ではオープン外構やセミクローズド外構など開放的なデザインが主流となっており、昔ながらの大きな門扉に比べて安価(15万円程度)になる傾向です。
多くの場合、門扉を設置する際には付随して塀やポストなども含めて一体的に工事を行います。住宅の外観イメージに合わせた門扉のデザインや素材選びが重要で、これによって住宅全体の印象が大きく変わります。
塀やフェンスは敷地境界を明確にし、防犯性を高める重要な構造物です。費用は設置する長さ・素材・デザインによって、30万〜60万円程度と大きく変動します。
防犯性を重視する場合は、コンクリート製の塀にタイル仕上げなどを施すことで堅牢な印象を与えられますが、費用も高額です。
一方、経済的に抑えたい場合は、腰高程度のシンプルなフェンスでも敷地境界を示す役割は果たせます。敷地全体の雰囲気や住宅の外観と調和するように、素材やデザインを選ぶことが大切です。
玄関アプローチの工事費用は10万〜50万円程度かかります。門扉から建物までの日常的に使用する部分で、デザイン性にもこだわりたい部分です。
安全に歩行できるよう舗装する必要があり、建物まで続くアプローチは住宅全体の印象に大きく影響します。
舗装材には石やタイルのほか、エコクリーンソイルのような土の質感を持つ自然な素材を使用することもできます。住宅の外観と調和したデザインを選ぶことで、魅力的な外構を実現可能です。
庭は自由度が高く、さまざまなデザインが可能です。費用は、庭の広さや仕上げ方によって10万〜150万円程度と大きく異なります。
シンプルな庭であれば安価で仕上げられますが、こだわりのある本格的な庭を作る場合は費用が上がります。
とくに庭石や樹木、植栽などは一つひとつに費用が上乗せされるため、追加していくとどんどん高額になっていく点に注意が必要です。計画段階で優先順位をつけ、必要な要素を見極めることが大切です。
ベランダやバルコニーは20万〜50万円程度が目安です。新築時は建物本体の工事に含まれることが多いですが、既存住宅への追加設置や補修のために別途工事が必要になる場合があります。
防水加工などの補修工事は比較的安価で済みますが、新たに設置する場合は構造的な補強も必要となり、予算は増加します。設置場所や素材、デザインによっても費用は変動するため、計画段階での検討が重要です。
テラスやウッドデッキは屋外でのバーベキューや子どものプール遊びなど、多目的に使えるスペースとして人気があり、10万〜50万円程度が必要です。
一方、ガーデンルームやサンルームはより本格的な空間で、趣味の菜園スペースとして利用される方も多く、40万〜100万円程度と高額になります。
これらの空間は単なる機能的な部分だけでなく、自分の趣味や嗜好を存分に反映できる場所でもあります。予算に応じてシンプルなものから本格的なものまで選択できますので、ライフスタイルに合わせた計画を立てることがおすすめです。
駐車スペースは、車を所有する家庭にとって欠かせない外構要素です。門扉や塀と同時に施工されることが多く、こだわりの程度によって費用は20万〜150万円程度と大きく幅があります。
シンプルなコンクリート舗装だけであれば1台分ですが、カーポートやガレージを設置するとそれに応じて費用は増加します。車好きな方にとっては、愛車や車用品を収納できる理想のガレージは大きな魅力となるでしょう。
外構の照明は10万円程度が目安です。設置する照明の個数によって費用は変動し、多くなるほど総額は上がります。
外構用の照明は耐候性に優れたものを選ぶ必要があり、配線計画も重要です。
後から照明を追加するよりも、アプローチや塀などの施工時に一緒に計画することをおすすめします。最近では防犯としてセンサーライトやカメラを設置する需要も高まっています。
植栽や樹木は庭や住宅のアクセントとなり5万円程度かかります。照明と同様に、数量が増えれば費用も比例して上がります。
庭の景観を美しく見せるだけでなく、敷地境界に植栽を配置して目隠しとしても活用可能です。
一本の大きな木をシンボルツリーとして植えれば、地域のランドマークにもなり、季節の変化も感じられる生きた外構要素となります。
エコクリーンソイル施工には留意点があります。エコクリーンソイルは土木用舗装材の表層材であるため、適切な路盤の上に施工する必要があります。
土木関係者にとっては基本的なことですが、一般の方には見落としがちなポイントです。しっかりとした路盤を作成した上でエコクリーンソイルを施工することで、最大限の効果と耐久性を発揮します。
住宅のエクステリア工事でエコクリーンソイルを活用したいとお考えの方へ、全国の施工可能な業者と依頼時の留意点をご案内します。
エコクリーンソイルは自然な風合いと機能性を兼ね備えた素材ですが、適切な施工のためにいくつか押さえておくべきポイントがあります。また、お近くで対応可能な代理店も全国に展開していますので、地域に関わらず理想の外構を実現できます。
エコクリーンソイルの導入をご検討の場合は、材料費に加えて運送費も発生します。使用する数量と配送地域によって費用が変動しますので、詳細はお近くの代理店様にお問い合わせください。
◇エコクリーンソイル 販売代理店 ※こちらの青文字をクリック!!
エコクリーンソイル販売代理店のページでは、全国の取扱店舗を確認できます。また、その他のご質問はお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
また熊本県にあるエコクリーンソイルの代理店『有限会社エクステリア企画』様は、エクステリア工事・外構工事の専門業者様です。工事を含めてご相談してみてはいかがでしょうか。
〒862-0926 熊本県熊本市保田窪4-14-93
TEL:096-385-3412
FAX:096-382-5399
MAIL:ex-kikaku@h2.dion.ne.jp
http://ex-kikaku.com/index.php?id=53
<h2>◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介</h2>
土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。
<div class="clear"></div>
<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/fd30cc69a407ec4d7b0a90ba7678c341.pdf">◆エコクリーンソイル カタログ2023ダウンロード!カタログ画像orこちらの青文字をクリック!!</a></h4>
<a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/fd30cc69a407ec4d7b0a90ba7678c341.pdf"><img src="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/0870b0729ef19e5044c99c3f940aec1d.png" alt="" width="612" height="863" class="alignleft size-full wp-image-1546" /></a>
<div class="clear"></div>
<h4>◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について</h4>
使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度
<div class="clear"></div>
<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/showcase/">◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!</a></h4>
活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。
<div class="clear"></div>
<h4>◆エコクリーンソイルの登録評価について</h4>
エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。
<div class="clear"></div>
<strong>・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り</strong>
<strong>・東京都建設局新技術登録NO.1001003</strong>
<strong>・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051</strong>
<div class="clear"></div>
エコクリーンソイルは、<strong>建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法</strong>に掲載しております。
<div class="clear"></div>
<h4>◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。</h4>
弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。
エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。
<div class="clear"></div>
その他、<strong>エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)</strong>などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。