更新日:2025年8月14日
外構とは、建物の周りにあるさまざまな設備や空間をまとめて指す言葉です。
「エクステリア」とも呼ばれ、マンションや一戸建てを問わず建物の外観と調和し、その家の「顔」となる大切な部分です。
外構リフォームでは、ウッドデッキの設置や、芝生を砂利や土、コンクリートに敷き変える工事がよく行われています。
中でも土間コンクリート舗装は、
・駐車場
・玄関アプローチ
・中庭
など幅広い場所で使われており、耐久性が高く、手入れが少なくて済むことから、多くの人に選ばれています。
この記事では、外構の土間コンクリート舗装にかかる費用の相場や、そのメリット・デメリットについて詳しく説明します。
また、外構リフォームで失敗しないための進め方のポイントや、代表的な庭の舗装方法の選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

外構工事で土間コンクリート舗装を行う場合、1㎡あたりの費用はおおよそ1.5万~2.0万円が一般的な相場です。
ただし、この金額は地域や施工業者、さらにお客様のご要望によって変動します。
土間コンクリート舗装は、外構工事の中でも以下の場所でよく使われています。
・駐車場
・玄関アプローチ
・中庭
それぞれの、費用の目安について解説します。
車1台分の駐車場(幅2.5m、長さ5m程度)をコンクリートで施工する場合、費用の相場は18万~25万円ほどです。
ただし、カーポートタイプやガレージタイプの駐車場を設置する場合は、100万円を超えることもあります。
コンクリート舗装の駐車場は耐久性が高く、ほとんどメンテナンスが必要ありません。
そのため、長期間にわたって安心して使える駐車場を希望する方には、とくにおすすめです。
一般的な玄関アプローチ(幅1.0m、長さ3mほど)をコンクリートで舗装する場合、費用の相場は4.5万〜6万円ほどです。
ただし、敷地の入口から玄関までの距離が長くなると、その分だけ施工する面積が広がるため、費用も高くなりやすいです。
一般的な中庭の広さである約10㎡をコンクリートで舗装する場合、費用の相場は15万円〜です。
中庭のコンクリート施工では、住宅との距離が近いため、夏場には日差しの照り返しや表面温度の上昇に注意しなければなりません。
これらの点を十分に考慮したうえで施工計画を立てることが大切です。

外構リフォームでは、地面にコンクリートを施工する「土間コンクリート」がよく使われます。
土間コンクリートとは、地面を平らに整えるためにコンクリートを敷く方法です。
たとえば、庭を駐車場にしたいときにも、この土間コンクリートがよく利用されます。
コンクリートで舗装すると、余計なものがなくなり、すっきりと洗練された印象になります。
また、シンプルすぎて物足りない場合は、レンガやタイルをアクセントとして取り入れて雰囲気を変えることもできます。
さらに、コンクリートを敷くと雑草が生えにくくなり、庭の管理や手入れが楽になる点も大きなメリットです。
一方で、コンクリート舗装にはデメリットもあります。
まず、コンクリートは日差しを強く反射するため、とくに夏場は照り返しがきつくなり表面が熱くなります。
裸足で歩くのが難しく、小さなお子さんやペットがいるご家庭では注意が必要です。
このような場合は、他の素材を検討しましょう。

外構や庭のリフォームには、さまざまな規模や種類があり、検討する際には注意すべき点や考慮すべきポイントが多く存在します。
また、リフォームには当然ながら一定の費用がかかるため、できるだけ失敗は避けたいものです。
以下では、外構や庭のリフォームで失敗しないためのポイントと、よくある失敗例をご紹介します。
施工会社に依頼する場合はもちろん、DIYで自分自身がリフォームを行う場合にも役立つ内容なので、ぜひ参考にしてください。
外構や庭のリフォームを施工会社に依頼する際は、まず自分の要望やイメージを具体的に説明できるように準備しておくことが大切です。
「なんとなくこうしたい」といった曖昧な伝え方では、そのまま工事が進んでしまい、完成したときに思い描いていたイメージと違って中途半端な仕上がりになってしまいます。
そこで、どのようなコンセプトにしたいのかを考えてみましょう。
たとえば、
・観賞用の庭にしたい
・家族がくつろぐための空間にしたい
・趣味を楽しむ場所にしたい
など、自分や家族にとってその空間がどのような役割を果たすのかを明確にしておきます。
また、リフォームの施工事例はインターネットやアプリ、SNSなどで簡単に調べられます。
これらの情報を参考にしながら、自分のイメージを具体的に固めていきましょう。
リフォームを施工会社に依頼する際は、予算を伝えることが大切です。
まず、おおよその予算を決めてから、自分のイメージやコンセプトを実現するために、どのリフォームを優先するかを考えましょう。
リフォームを失敗しないためには、
「ここだけは変えたい」
「おしゃれにしたい」
「もっと便利にしたい」
といった優先ポイントを、施工会社に伝える必要があります。
このような準備をせずに進めてしまうと、リフォームが予算を超えてしまったり、逆に予算が足りずにやりたいことがすべて実現できないまま終わったりします。
なお、自分でDIYでリフォームを行う場合も、予算があるはずです。
そのため、作業を始める前に優先順位を決めておきましょう。
外構や庭のリフォームでは、失敗してしまうケースが少なくありません。
事前によくある失敗例を知っておくことで、自分のリフォーム計画に役立てられます。
以下では、外構や庭のリフォームでよく見られる失敗例についてご紹介します。
車の駐車スペースは確保していても、自転車やバイクなどの駐輪スペースを忘れてリフォームしてしまうケースは意外と多いです。
たとえば、お庭が土の場合は、自転車を置く場所だけコンクリートなどの舗装材にしておくと、使いやすくなりおすすめです。
庭作業や掃除、洗車、庭でのBBQなど、外で水を使う機会は意外と多いです。
水道の設置を考えず、家の中からホースを引っ張ったりバケツで水を運んだりすると、手間がかかります。
そのため、庭の水道もリフォームのコンセプトに合わせて、あらかじめ設置を検討しておきましょう。
水道と同じように、屋外用のコンセントも意外と使う場面が多くあります。
たとえば、BBQ用の電気器具や夜間照明などにはコンセントが必須です。
リフォームの用途に合わせて、屋外用コンセントの設置も忘れないようにしましょう。
外構や庭をきれいにリフォームしたのに、夜になると想像以上に暗くなってしまうことがあります。
実際、夜に家に帰ってきたときに照明がないと不便に感じることが多いです。
そのため、夜間照明の設置を前提にデザインを考えると良いでしょう。
また、夜間照明はセキュリティや安全対策としても重要です。
庭に雑草が生えてくると除去作業が大変です。
最初は我慢できても、徐々に面倒になり、最終的には放置してしまうこともあります。
そうならないためにも、防草シートなど、敷くだけで雑草対策ができるアイテムを活用して、あらかじめ対策しておきましょう。
床材や庭の舗装に滑りやすい素材を選んでしまうと、雨の日などに滑って危険な場合があります。
また、水はけが悪く掃除がしにくい素材もあるため、材質の選び方には注意が必要です。
庭の舗装はリフォームの中でもとくに重要なポイントなので、次の項目で詳しく選び方を解説します。

あまり耳にしたことがない方も多いかもしれませんが、良質な天然土を主成分とした、環境に配慮した全く新しいタイプの土系舗装材という選択肢があります。
この舗装材は「エコクリーンソイル」という名前で、
・公園
・日本庭園
・池の周りの歩道
・畑や河川の防草対策
・史跡の保存
・墓地の整備
など、さまざまな用途で使われています。
最近では、ホームセンターなどで販売されている「防草土」や「固まる土」と同じような性質を持ち、水をかけると硬く固まるのが特徴です。
エコクリーンソイルは、コンクリートやアスファルトと比べて施工が簡単で、DIYにも適しています。
また、土でできているため見た目が自然で、ゆるやかな透水性と高い保水力を持っています。
雨が降っても水たまりができにくく、土壌の乾燥を防いで植木などの樹木に安定した水分を供給する効果も期待できます。
さらに、エコクリーンソイルで土壌表面を舗装することで雑草の発生を抑えられるため、多くのメリットがある舗装材です。
一方で、経年劣化によって数年後にはひび割れが生じたり、強い衝撃で一部が欠けたりすることがあります。
また、コケや汚れがたまって黒っぽく汚れてしまう場合もあります。
さらに、自分でDIY施工を行う場合は注意が必要です。
水の量によって表面の仕上がりが変わったり、ムラができて硬くならない部分が出てしまうこともあるため、慎重に作業する必要があります。

エコクリーンソイルを用いて新築住宅の外構に施工した事例をご紹介します。
・犬走
・庭
・駐車場
など幅広くご活用いただけますので、ぜひ参考にしてください。

どの現場でも住宅の庭としての機能を保ちながら、見た目が美しく自然な風合いを持つ仕上がりを目指して施工を行いました。
ご家庭ごとに雰囲気は異なりますが、和風・洋風どちらのデザインにもエコクリーンソイルの自然な土の質感がよくなじみ、きれいに仕上がっています。
施工もしやすいため、ブロックやタイルを埋め込んで使うことも可能です。

多くのお客様は、庭やアプローチとしての機能を保ちながら、見た目が美しく、自然な風合いのある仕上がりを希望されています。
エコクリーンソイルは施工がしやすいため、平板ブロックと組み合わせてデザイン性の高いアプローチを作ることも可能です。
また、犬走りなど普段は人が入らない場所もきれいに整えて、雑草の発生を防ぐだけでなく、猫などによる糞尿被害の対策にもなります。
ここまで、外構や庭のリフォームで失敗しないための進め方のポイントと、代表的な庭の舗装方法の選び方について解説してきました。
リフォームと一口に言っても、考えなければならないことや注意すべき点は多くあります。
大切なリフォームを成功させるためにも、この記事で紹介した内容を読み返し、確認しながら納得のいくリフォームを目指してください。
<h2>◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介</h2>
土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。
<div class="clear"></div>
<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2025/09/8f8d391e87004ddd7a0307cbed06d72f.pdf">◆エコクリーンソイル カタログ2025ダウンロード!カタログ画像orこちらの青文字をクリック!!</a></h4>
<a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2025/09/8f8d391e87004ddd7a0307cbed06d72f.pdf"><img src="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/0870b0729ef19e5044c99c3f940aec1d.png" alt="" width="612" height="863" class="alignleft size-full wp-image-1546" /></a>
<div class="clear"></div>
<h4>◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について</h4>
使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度
<div class="clear"></div>
<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/showcase/">◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!</a></h4>
活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。
<div class="clear"></div>
<h4>◆エコクリーンソイルの設計価格:1,900円/25㎏袋(税別、運送費別)</h4>
御見積が必要な方は、お問合せフォームから、案件の詳細を記載しご相談ください。
<h4>◆エコクリーンソイルの登録評価について</h4>
エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。
<div class="clear"></div>
<strong>・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り</strong>
<strong>・東京都建設局新技術登録NO.1001003</strong>
<strong>・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051</strong>
<div class="clear"></div>
エコクリーンソイルは、<strong>建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法</strong>に掲載しております。
<div class="clear"></div>
<h4>◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。</h4>
弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。
エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。
<div class="clear"></div>
その他、<strong>エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)</strong>などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。