外構や庭のリフォームの失敗しない進め方と3種類の舗装の選び方とは?

更新日:2021年5月22日


外構とは、塀や門、庭、植物、アプローチ、車庫ガレージなど、建物の周りのことをまとめていいます。
エクステリアともいい、マンションでも一戸建てでも、その外観と合せて建物の顔となるようなところを指します。
つまり庭のリフォームとは、外構であるウッドデッキを造ったり、芝生から砂利、土、コンクリートに敷き変えたり(またはその反対)が一般的です。
その他にも様々なリフォーム内容がありますが、本記事ではそんな外構や庭のリフォームを失敗しないための進め方のポイントと、代表的な庭の舗装方法の選び方を解説します。

◇外構や庭のリフォームの失敗しない進め方のポイント

外構や庭のリフォームにはさまざまな規模や種類もあり、考慮するべき点、注意するべき点も多いです。
リフォームには当然ある程度の費用もかかってきますので、失敗したくありませんよね。
こちらでは外構や庭のリフォームに失敗しないためのポイントと、ありがちなリフォームの失敗例もいくつか紹介します。
施工会社に依頼する場合も、DIYして自分でリフォームする場合も、どちらのケースでも参考になると思います。

1.自分の要望やイメージをできるだけ明確にしておく。「外構庭リフォームの失敗しない進め方のポイント!」

外構や庭のリフォームを施工会社に依頼する場合は特に、自分の要望やイメージを具体的に説明できる状態にしておく必要があります。
「なんとなくこうしたい」という伝え方だと、施工はそのまま進んでしまい、完成したら思っていたイメージと違って中途半端になってしまったなんていうことはよくあることです。
どのようなコンセプトで、観賞用なのか、くつろぐためなのか、趣味のためなのか、自分や家族は何のための空間にしたいのかをまずは考えましょう。
リフォームの施工事例などはインターネット、アプリ、SNSなどで簡単に情報収集が可能なので、それらを見ながらイメージを明確に固めましょう。

2.予算の費用を決め、やりたいことの優先順位を施工会社に伝える。「外構庭リフォームの失敗しない進め方のポイント!」

リフォームを施工会社に依頼する場合は予算を伝えることも必要です。
おおよその予算を先に決め、自分のイメージやコンセプトを実現するために必要なリフォームの優先順位を決めましょう。
リフォームを失敗させないためには、これだけは絶対に変えたい、おしゃれにしたい、便利にしたいという優先ポイントを施工会社に伝える必要があります。
このプロセスがないと、リフォームが予算オーバーとなってしまったり、予算が足りずやりたいことが全てできずに終わってしまうということが起こります。
また、自分でDIYをしてリフォームする場合も予算はあるはずですので、優先順位を決めてから取り掛かることが大切です。

3.外構リフォームの失敗例から学んでおく。「外構庭リフォームの失敗しない進め方のポイント!」

外構や庭のリフォームには失敗も多いです。
事前にそのよくある失敗例を学んでおくことで、自身のリフォームに確実に活かすことができます。
こちらでは、そんな外構や庭のリフォームのよくある失敗例を紹介します。

◆駐輪スペースを考えていなかった

車の駐車スペースは確保していても、意外と自転車やバイクなどの駐輪スペースを考えずにリフォームしてしまう失敗例も多いです。
お庭が土の場合、自転車を置く部分の地面だけ別の舗装材(コンクリートなど)にしておくと使いやすくておすすめです。

◆水道の設置をしておけばよかった

庭作業、掃除、洗車、庭でのBBQなど意外と外で水を使う機会は多いものです。
水道の設置を考えずに家の中からホースを引っ張ったりバケツを使うのも大変です。
庭の水道の設置もコンセプトに合わせて考えておきましょう。

◆屋外用のコンセントを付けなかった

水道の設置と同様コンセントも意外と屋外で使う機会が多いです。
BBQ関連の道具や夜間照明などには必須なので、コンセント設置もリフォームの用途に応じて忘れないようにしましょう。

◆夜が思っていたより暗くなってしまう

外構、庭を綺麗にリフォームできたと思ったら夜間が思ったより真っ暗・・
こんな失敗もよくあります。
夜に家に帰って来た時に照明がないと不便なことが多いので、夜間照明の設置前提でデザインしたほうが良いでしょう。
セキュリティ・安全対策としても夜間照明は重要です。

◆雑草の除去(メンテナンス)が大変

こちらも非常に見逃しがちな失敗例の一つです。
庭に雑草が生えてくると、その除去作業は大変です。
最初は我慢できても、どんどんめんどくさくなり最終的には放置気味に・・
そうならないためにも、敷くだけで雑草対策ができる防草シートなどを活用して対策しましょう。

◆雨で滑りやすかったり、掃除がしにくい床材にしてしまった

床材・庭の舗装に滑りやすい材質のものを選んでしまうと、雨が降った際などは危険な場合があります。
また、水はけが悪く掃除もしにくい材質があったりもするので、材質の選び方には注意が必要です。
庭の舗装は特にリフォームの重要なポイントとなりますので、次項で詳しくその選び方を解説します。

 

◇外構庭リフォームの舗装方法3種類のご紹介!その選び方とそれぞれの特徴とは?

庭をリフォームで舗装する方法(舗装材料)はいくつも種類があります。
こちらではその中でも代表的なコンクリートとアスファルトに加えて、弊社の自然土系舗装材エコクリーンソイルをご紹介します。
それぞれのメリットとデメリットも解説しますので、ご自身のリフォームの用途やコンセプトに合った舗装材料を選んでください。

コンクリートによる外構庭リフォームの舗装方法


外構リフォームでは土間コンクリートを用いて行われることが多いです。
土間コンクリートとは地面に施工するコンクリートのことを指し、段差を失くして平らな状態に整備します。
庭を駐車場にしたい時に土間コンクリートを使う場合も多いですね。

◆コンクリートのメリット

コンクリートで舗装すれば無駄な要素が減り、綺麗に洗練された印象になります。
少し物足りないようであれば、アクセントにレンガやタイルを使うのも雰囲気が変わりおすすめです。
そして何より雑草が生えにくくなるので庭の管理・手入れがしやすくなるのが大きなメリットです。

◆コンクリートのデメリット

デメリットとしては、コンクリートで舗装すると日差しの照り返しがきつくなってしまいます。
特に暑い季節は照り返しがひどくなりコンクリートが熱くなってしまうので、裸足で歩くのも難しくなります。
そのため、小さなお子さんやペットがいる場合にはあまりおすすめできません。

アスファルトによる外構庭リフォームの舗装方法


主に道路の舗装でよく用いられているのがアスファルトですが、最近は庭の舗装にも取り入れられるようになりました。
アスファルトはブロックやレンガと比べて地味なイメージがあるかもしれませんが、実はさまざまなメリットも秘められています。

◆アスファルトのメリット

アスファルトはコンクリートと比べて施工期間が短いです。
静音性や排水性にも優れている製品もあり、機能性が高い舗装材です。
簡易的に補修が出来るものもあり、ちょっと欠けてしまっても補修する事が出来ます。
簡易的なものであれば個人でアスファルトを使って舗装することもできるため、DIYでチャレンジしてみたい方にも向いています。

◆アスファルトのデメリット

アスファルトはコンクリート以上に日差しの照り返しがひどくなってしまうため、こちらも小さなお子さんやペットがいる場合にはおすすめできません。
また、強度がコンクリートよりも劣っていて壊れやすいのもアスファルトの欠点です。
しかしコンクリートよりもメンテナンスはしやすいので、補修は楽です。

自然土系舗装材エコクリーンソイルによる外構庭リフォームの舗装方法


あまり聞いたことのない方も多いかもしれませんが、良質な天然の土を主成分としている環境に配慮した全く新しい土系舗装材という選択肢もあります。
エコクリーンソイルという名で、公園、日本庭園、池周りの歩道、畑や河川の防草対策、史跡保存、墓地整備などの多様な用途でも使われています。
最近ではホームセンターなどでも売られている「防草土、固まる土」と性質は同じで、水を撒くと硬く固まります。

◆エコクリーンソイルのメリット

エコクリーンソイルはコンクリートやアスファルトに比べると施工は単純で簡単なので、DIYにも向いています。
また、土で出来ており見た目の自然さに加えて緩やかな透水性があり、強い保水力もあります。
雨水による水たまりも出来にくく、さらには土壌の乾燥を防ぎ植木などの樹木に対して安定した水環境を与える効果もあります。
エコクリーンソイルを用いて土壌表面を舗装することにより、雑草の発生を抑えることもできるので、非常にメリットの多い舗装材です。

◆エコクリーンソイルのデメリット

経年劣化で数年経つとひび割れが起きたり、強い衝撃による欠損、コケや汚れが堆積して黒っぽく汚れていく事があります。
また、自分でDIY施工する場合は注意が必要で、水加減によって表面の仕上がりが変わったり、ムラが出来てしまい硬化不全が起きる可能性があります。

◇まとめ◇外構庭リフォームの失敗しない進め方と3種類の舗装方法

ここまで外構や庭のリフォームを失敗しないための進め方のポイントと、代表的な庭の舗装方法の選び方を解説しました。
一言にリフォームと言っても、考えることや注意するべきことはたくさんあります。
大切なリフォームを失敗させないためにも、この記事で解説してきた内容をしっかり読み込み確認しながら納得のいくリフォームを完成させてください。

 

◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介

土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。

エコクリーンソイル

◆エコクリーンソイル カタログ2023ダウンロード!カタログ画像orこちらの青文字をクリック!!

◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について

使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度

◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!

活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。

◆エコクリーンソイルの登録評価について

エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。

・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り
・東京都建設局新技術登録NO.1001003
・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051

エコクリーンソイルは、建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法に掲載しております。

◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。

弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。

エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。

その他、エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。

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投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

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