緑化の効果って?建築の緑化が与える6つの効果

更新日:2022年5月30日


緑化と言っても「壁面緑化・屋上緑化・緑化舗装」など、種類は様々。

特に都市部では緑化の話題が多く挙がるため、どれか1度は耳にしたことがあるでしょう。

本意記事では、緑化について・建築の緑化が与える効果・施工の具体例を紹介します。

普段、何気なく見ている壁面や屋上の緑化についてを詳しく知ることで、その大切さに気づくでしょう。

緑化とは

緑化とは、市街地に木や草を植え緑を増やすことを言います。

植物を植える事のみを指すのではなく、その後育つように工夫ししたり、管理することも含めて緑化と言うことが多いです。

緑化には、以下のような例があります。

  • ・壁面緑化
  • ・屋上緑化
  • ・緑化舗装
  • ・街路樹
  • ・ガーデニング

都市緑地法という法律もあることから、都市部では建築物への緑化の動きが進んでいます。

スペースを有効活用し、緑化を進め温度上昇に歯止めをかける活動は、地球温暖化の防止にも。

人が多く密集している場所では、人工的な建物が多くなってしまいますが、人工的に植物を植えることで人や地球へ様々な良いことが起きます。

【壁面・屋上・舗装など】緑化するとどうなるの?6つの効果を紹介

木や草を植えることで、様々な良い影響があります。

ここでは、緑化をすることで起こる効果を紹介します。

環境への効果がある

緑化は、環境への効果があります。

植物はCO2を吸収します。

CO2を吸収することで、地球温暖化の防止や、ヒートアイランド現象の緩和に。

特に都市部ではCO2の排出量が多いため、植物が多くあるほどCO2が削減します。

大気を浄化する効果

植物には、大気浄化効果があります。

CO2はもちろん、二酸化窒素、粒子状汚染物質などの大気汚染物質を浄化する機能があります。

そのため、大気汚染が多い都市部に壁面緑化や屋上緑化は必要な活動です。

熱を吸収する効果

植物は常に水を蒸散しており、水分が蒸発する時に周囲の熱を奪うため、冷却効果があります。

都市部のほとんどはコンクリートやアスファルトでできた道路や建物。

コンクリートやアスファルトは熱を溜め込むため、局地的に気温が上がってしまいます。

これらは、ヒートアイランド現象などの原因に。

しかし、植物が沢山あると熱を吸収できるのでこの現象の緩和に繋がります。

また、その他には室内が快適になるという利点も。

壁面緑化では、植物で囲まれることで建物内まで熱が入らないようになるため、エアコンなどで部屋を冷やさなくても過ごしやすくなります。

エアコンの使用を抑えられると電気代の節約になり、CO2の削減にもなりますよ。

防災機能が向上する効果

緑化に力を入れることで、防災機能が向上する効果もあります。

街路樹や草を植えることで雨を保水することができるため、流出緩和効果があります。

都市部で多発するゲリラ豪雨の対策にもなるでしょう。

ストレスを緩和する効果

緑がある場所は「癒される・リラックスする・心が落ち着く」などの心理効果があります。

建築物がそのままの状態よりも緑で覆うことで、また来たくなる場所へなるでしょう。

都市部でも壁面緑化・屋上緑化など、緑が多くある場所では、自然のパワーに癒されますよ。

企業への効果もある

建築物の緑化は環境へのメリットばかりではなく、企業へも良いことがあります。

他の建築物と差別化ができ植物が象徴となるため、宣伝効果になります。

さらに、都市部で気軽に緑を感じれる過ごしやすい場所があると、集客の増加にも。

緑化は具体的にどこにしている?施工の代表例3つを紹介

都市部の緑化と言っても、できることは様々あります。

その中でも、壁面緑化や屋上緑化の具体例を紹介します。

ビルやマンション

オフィスやマンションの壁面に緑があることを1度は見たことがあるのではないでしょうか?

高層ビルでは低層階を緑化することで視線が集まり、その建築物の象徴となります。

子どもが多く集まるところ

子どもが多く集まるところにも緑化している箇所が多くあります。

学校・大型商業施設・公園内の施設などが挙げられます。

子どもが過ごす場所に緑があると、自然に興味を持つ機会になる可能性もあります。

アートとしても活用している

デザイン次第ではアートとしても活用されています。

建築物を緑が引き立つデザインにするだけで、人々の心を魅了するアートに。

街のモニュメントとのコラボレーションしている事例もありますよ。

舗装も緑化!?人や環境へ考慮したエコクリーンソイルを紹介 

人や環境へ良いことがある緑化ですが「植物の管理を継続して行うのは難しい・・・」という場合もあるでしょう。

そんな場合は、弊社から販売している舗装材「エコクリーンソイル」の使用から始めてみるのはいかがでしょうか?

1度施工すると植物よりは手間がかからないため、緑化に関する小さなことから始めようかな!と考えている場合におすすめですよ。

人や環境への配慮◎土系舗装「エコクリーンソイル」を紹介

舗装材には、コンクリート、アスファルトだけではなく、土、タイル、木材など様々な種類があります。

せっかくこだわるのなら、人や環境へも優しいものを使用したいですよね。

弊社の「エコクリーンソイル」は、天然の真砂土と自然の原料を使用した無機系の固化剤からできているため、様々なメリットがあります。

エコクリーンソイルを使用するメリットを紹介します。

  • ・優れた保水性
  • ・人体や周囲の環境に害がない
  • ・見た目が自然の土の色のため、周囲の環境に馴染み景観性が高い
  • ・土からできているため適度な弾力性があり歩行性が高い
  • ・施工手順が簡単で「敷き均し⇒散水⇒養生」と作業性に優れている
  • ・種子の発芽を防ぐことができ防草効果抜群

これらの理由から、人や環境へ配慮された舗装材ということがわかるでしょう。

エコクリーンソイルは、自然な景観性を有しているので、建物周りや敷地内の遊歩道などで使用されることが多く、快適な空間の創出に繋がります。

まとめ

緑化とは、市街地に木や草を植え緑を増やす・その後育つように工夫・管理することも含めたことを指します。

緑化の効果としては、以下の6つが挙げられます。

  • ・環境への効果
  • ・大気を浄化する効果
  • ・熱を吸収する効果
  • ・防災機能が向上する効果
  • ・ストレスを緩和する効果
  • ・企業への効果

具体的にはビルやマンション、子供が集まる場所、アートとして活用されていることが多くあります。

都市部のように人が多く密集している場所では、人工的な建物が多くなってしまいますが、人工的に植物を植えることで地球や人へ良い影響に。

いきなり建築物の緑化が難しい場合は、土系舗装材である「エコクリーンソイル」の使用がおすすめ。

身の回りから人や環境への良いことを始められますよ。

◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介

土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。

エコクリーンソイル

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◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について

使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度

◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!

活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。

◆エコクリーンソイルの登録評価について

エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。

・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り
・東京都建設局新技術登録NO.1001003
・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051

エコクリーンソイルは、建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法に掲載しております。

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弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。

エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。

その他、エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。

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投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

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