更新日:2026年8月1日
お墓の周りに雑草が生えていて、「行くたびに草取りで時間が終わってしまう」とお悩みではありませんか。
草の伸びが早い春から夏は、前回きれいにしたはずの区画が数か月でもとどおりになります。
困るのは見た目だけではありません。
根が外柵の目地に入り込んで石材を傷め、種や地下茎は隣の区画まで広がっていきます。
やっかいなのは、良かれと思って選んだ方法がお墓を傷めてしまうことです。
・塩を撒く
・管理者に断らずに地面を固める
どちらも墓所では避けたい対策です。
この記事では、お墓の雑草対策でやってはいけない3つのことを先に整理し、そのうえで代表的な7つの対策を手軽さと効果の持続で比べます。
費用の目安と、土系舗装材「エコクリーンソイル」で施工した墓地の事例もあわせて紹介します。

お墓の雑草は春から夏にかけて一気に伸びます。
数か月ぶりのお参りで草に覆われた区画を見ると、とにかく早く何とかしたいという気持ちが先に立つはずです。
その焦りから選ばれやすい方法の中に、墓所では避けたほうが良いものが混じっています。
先に、やってはいけない3つを押さえてください。
1.塩を撒く
2.無断で地面を工事する
3.隣の区画の草を取る
塩は雑草を枯らす一方で、墓石そのものを傷めます。
溶けた塩分は地面に染み込み、雨のたびに石材の内部へ入り込みます。
錆が出るのは花立てや香炉といった金属部品で、石材にとっても変色や劣化のもとです。
影響は自分の区画では止まらず、雨水とともに隣の区画や周囲の植栽にまで回り込みます。
一度染み込んだ塩分は簡単には抜けず、土の入れ替えまで必要になることもあります。
熱湯・重曹・アルコールといった自己流の方法も同じです。
どれも
・墓石や目地
・金属部品
を傷めるおそれがあり、取り替えのきかないものが目の前にあると思うと、家庭にあるもので試す対策は選びにくくなります。
区画の地面に手を入れる工事は、着工の前に霊園や寺院の管理者へ確認してください。
使用権を持っているのは区画であって、土地そのものではありません。
墓地にはたいてい管理規約があり、
・砂利の種類
・舗装の可否
・施工業者の指定
まで定めている霊園もあります。
確認しないまま進めれば、原状回復を求められかねません。
費用も手戻りも自分の負担です。
工事の前に、管理事務所か寺院へ「どこまで手を入れて良いか」を聞いておくと、後々の揉めごとはほとんど防げます。
隣の区画の草は、目についても手を出さないでください。
隣の墓所も、そのお宅が使用権を持つ場所です。
善意であっても無断で立ち入れば苦情のもとになり、お供え物に手を触れてしまうと話はさらにこじれます。
隣から自分の区画へ草が伸びてきている場合も、刈り取るのは自分の側までにとどめておき、気になるときは管理者へ伝えるのが確実です。
連絡先を把握しているのは管理者で、直接の申し入れより角が立ちません。

お墓の雑草対策として一般的な7つの方法を解説していきます。
1.草むしり・草刈りで取り除く
2.除草剤を撒く
3.防草シートを敷く
4.玉砂利を敷く
5.板石を張る
6.コンクリートで舗装する
7.土系舗装材を使用する
7番の土系舗装材は、水をかけて固める性質から「固まる土(防草土)」とも呼ばれます。
7つを手軽さと効果の持続で並べると、選び方の見当がつきます。
草を根から抜き取ることで再成長を防ぎ、清潔な外観を維持できます。
頻繁にお墓を訪問できる方に向いた方法で、お金をかけずにできる、ほぼ唯一の対策でもあります。
・軍手
・鎌
・ゴミ袋
があれば始められ、材料費はかかりません。
代わりに費やすのは時間と体力です。
春から夏は伸びが早く、月に一度の草取りでも追いつかない区画があります。
・遠方に住んでいる
・車の運転をやめた
・腰やひざに不安がある
こうした事情が重なると、草むしりだけで維持していくのは難しくなります。
除草剤には、使う前に知っておくことがあります。
・墓石を傷めるおそれ
・霊園・寺院の管理者への確認
効果は高い一方で、扱いを誤ると隣の区画にまで影響が及ぶため、種類ごとの注意点を押さえてから使いましょう。
除草剤には、主に以下のタイプがあります。
・葉にかけて枯らす液体タイプ
・地面に撒いて根から効かせる粒状タイプ
液体が墓石にかかれば石材の変色やシミの原因になり、花立てや香炉などの金属部品には錆が出ます。
やっかいなのが風のある日の飛散で、自分の区画だけのつもりでも薬剤は隣の墓石や植栽にかかります。
粒状タイプで気をつけたいのは土の中に成分が残る点です。
雨水で区画の外へ流れ出し、
・隣の区画
・共用部の植栽
にまで影響がおよびます。
そもそも、除草剤の使用を規約で禁じている霊園・寺院があります。
使う前に管理者へ確認し、使う場合も墓石周りは避け、区画の外周から離れた場所にとどめるのが現実的です。
薬剤に頼らずに雑草を抑えたいなら、地面そのものを覆う対策へ切り替える方法があります。
防草シートは、地表を覆って太陽光を遮ることで雑草の発生を抑制します。
ハサミで形を調整できるため、お墓の形状にも柔軟に対応でき、砂利を上に敷くなど他の手法との組み合わせも効果的です。
手軽さとコストパフォーマンスのバランスが取れた方法を求めている方におすすめです。
生えている草を根ごと取り除き、地面の凹凸をならしてからシートを敷きます。
継ぎ目は10cm以上重ね、押さえピンで端部を留め、上に玉砂利をかぶせると紫外線による劣化を遅らせられます。
ただし
・継ぎ目
・端部
・墓石
との取り合いなど、シートで覆いきれない隙間から草は伸びてきます。
国道脇の法面(のりめん)でも「防草シートで対応していたが効果があまりなく、根本的に解決できないか」という相談から、土系舗装材への切り替えに至った現場があります。
玉砂利による雑草対策は、お墓の景観と調和しやすいため多くの墓地で採用されている方法です。
砂利を十分な厚さで敷くことで日射を遮り、生育を抑制します。
色やサイズも多様で、伝統的な墓地の雰囲気を大切にしたい方に向いた選択です。
薄く敷くと光が届きますし、砂利のすき間に落ちた種はそこで根を張ります。
歩くたびに砂利は土へ沈み、年を追うごとに厚みが減っていきます。
敷き直すときは下地の作り方から見直してください。
草を根ごと取り除いて地面を締め固め、砕石で下地をつくったうえで玉砂利をかぶせましょう。
あいだに防草シートを挟むとより確実です。
今の風合いを変えたくない場合は、砂利の下の地面を固める手もあります。
神宮の拝殿周りでは、この方法で見た目を変えずに雨の日のぬかるみを解消しました。
板石張りは、高級感と清潔感のある景観を実現できる雑草対策です。
地面を天然石で覆うことで雑草の発生を物理的に防ぎます。
御影石や大理石などさまざまな石材が選べるのも魅力で、長期的な視点でお墓を管理したい方におすすめの方法です。
コンクリート舗装は、確実性の高い雑草対策です。
地面を完全に覆うことで雑草の発生を物理的に防ぎ、長期間にわたって効果を維持します。
近年は多くの墓地でも採用されており、メンテナンス性の高さから人気があります。
確実性と耐久性を重視する方に適した選択肢です。
土系舗装材は、自然な景観を保ちながら効果的な雑草対策を実現できる素材です。
天然の土を主原料としながら、特殊な固化技術により防草性を持たせた製品で、お墓の周囲に自然な風合いを残したい場合に有効です。
水をかけて固める性質から「固まる土(防草土)」とも呼ばれます。
防草の仕組みに薬剤は使いません。
土の表面が硬い層になり、飛んできた種が根を下ろせず、地中に残った根も表に出られなくなる。
この物理的な仕組みで草を抑えます。
墓所と相性が良いのは、仕上がりが土のままだからです。
コンクリートのように景観が変わらず、砂利のように踏み沈みもしません。
仕上がりを左右するのは下地で、草の抜根を入念に行い、水勾配をとってから施工します。
次に説明する「エコクリーンソイル」はその代表的な製品です。

「エコクリーンソイル」は、お墓の雑草対策として理想的な環境配慮型の土系舗装材です。
天然の真砂土を主成分とし、自然由来の無機系固化剤で強化することで、自然土の質感を維持しながら雑草抑制効果を発揮します。
・お墓の景観を損なわない自然な風合いがある
・有害物質を含まず環境に優しい
・透水性や保水性を備え雨天時の泥濘化(でいねいか)を防止できる
これらがメリットとしてあげられ、さらに20年以上の実績があり、耐久性と効果が実証されています。
雑草を抑えているのは化学成分ではなく、硬化した表面の機械的な強度です。
土系舗装材「エコクリーンソイル」は、敷きならして散水すると土壌の表面が硬い層になり、雑草の発生を抑えます。
薬剤で枯らす仕組みではないため、墓石や金具を傷めません。
主成分は天然の真砂土(まさど)で、自然界に存在する添加材で硬化します。
農業用水路の脇では、除草剤を使うと水路を汚染してしまうため薬剤による防草が選べませんでした。
しかし、「環境省が定める水や人の健康に係わる環境基準を全て100%クリア」していることを理由に、この現場で採用されています。
仕上がりは土の色と質感のままで、コンクリートのように景観が変わりません。
固まる土(防草土)を選ぶ方の多くが気にするのはここで、墓所の空気を壊さずに地面だけを整えられます。
緩やかな透水性と保水性があり、施工面は雨の日でもぬかるまないため、お参りのたびに靴や裾が汚れる不便もなくなります。
周囲の植栽への影響も小さく抑えられ、環境に良く植物に優しい製品として採用に至りました。
施工後も植栽の生育状態は良好です。
施工後は、日頃の特別なメンテナンスが不要です。
草むしりの回数が減るぶん、遠方に住んでいても管理の負担が軽くなります。
観光地の路側帯に施工した現場からは「施工した後はメンテナンスも必要なく、防草効果を持続することも気に入っていただいております」との評価をいただきました。
実際に土系舗装材「エコクリーンソイル」で、お墓周りの雑草と泥濘化(でいねいか)を解消した事例を2つご紹介します。
事例1.墓石周りの雑草・泥濘化対策(愛媛県)
事例2.神宮拝殿周りの泥濘化対策(玉砂利下)

愛媛県内にある外国人戦没者墓地の事例です。
参拝者も多い場所ですが、お墓周りは何も手を加えられておらず、降水時の泥濘化(でいねいか)など懸念点が多い状態でした。
ご依頼は「お墓周りに除草剤等の薬剤を使わず、雑草や泥濘化を防ぎたい」というものでした。
墓石の周囲に「エコクリーンソイル」を施工し、雨天時でも泥濘化を防ぎながら景観美を保つ仕上がりとなりました。
厳粛な雰囲気をそのままに、雑草と雨の日のぬかるみへ同時に手を打った事例です。
神宮の拝殿周りの事例です。
降水時、降水後の泥濘化(でいねいか)が酷く、参拝者からのお問い合せもあり、対策が検討されていました。
天候に関わらず気持ちよく参拝していただけるようにという目的で、玉砂利の下に「エコクリーンソイル」を施工しました。
砂利の下に施工したため景観上の変化はありませんが、施工後は降水時の泥濘化もなく施工効果を確認できました。
すでに玉砂利を敷いているお墓でも、見た目を変えずに足元だけを整えられます。

費用は、自分でやるか業者に頼むかで大きく変わります。
分かれ目になるのは、
・区画の広さ
・傾斜の有無
・霊園の規約
の3点です。
同じ対策でも、この3つの条件しだいで自分でできる範囲と業者に任せるべき範囲が変わってきます。
順番に見ていきましょう。
草むしりだけなら、かかるのは道具代だけです。
軍手・鎌・ゴミ袋を揃えれば、その日から始められます。
材料を使う対策になると、区画の広さに応じた材料費がかかります。
玉砂利も防草シートもホームセンターで手に入り、固まる土(防草土)も袋で流通しています。
「エコクリーンソイル」の設計価格は1,900円/25kg袋(税別・運送費別)で、施工厚30mmなら2.1袋/㎡が目安です(製品カタログ記載値)。
ただし材料費とは別に、
・下地の抜根
・転圧
・水勾配の確保
の工程が残ります。
業者施工の費用は、区画の広さ・傾斜・搬入経路で変わります。
一律の相場を示せる工事ではありません。
墓所は車を横付けできない区画が多く、材料を人力で運ぶ手間がそのまま金額に効いてきます。
段差や傾斜があれば下地づくりの工程が増え、既存の砂利や石を撤去するなら処分費も加わります。
見積もりを取るときは、金額の総額だけでなく
・下地処理の内容
・施工厚
・養生期間
まで確認してください。
土系舗装材の場合、必要な強度が出るまで1週間程度の養生を見込みます。
工事の前に、霊園・寺院の管理者へ確認を取ってください。
舗装の可否や施工業者の指定が規約で決まっている墓地があります。
次のような場合は、業者に任せたほうが確実です。
・区画が広く手作業では追いつかない
・傾斜や段差があり下地づくりが必要になる
・高齢や遠方で定期的に通うのが難しい
・霊園の規約で施工業者が指定されている
といったケースです。
「エコクリーンソイル」の施工は、製造元である当社が関東近郊でのご対応を行っているほか、全国各地の販売代理店でも導入が可能です。
愛知県の株式会社服部様は、お墓周りへの導入について複数回の施工実績があり、確かな技術力と経験を持つ業者として高い評価を得ています。
お近くの業者をお探しの際は全国のエコクリーンソイル販売代理店をご参考ください。

お墓の雑草対策を、やってはいけないことと7つの手法から整理しました。
どの対策が合うか判断がつかない場合は、お問い合わせからご相談ください。
土系舗装材「エコクリーンソイル」の施工についてもご案内します。
お近くで施工を頼める先をお探しの場合は、全国のエコクリーンソイル販売代理店からお探しいただけます。
<h2>◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介</h2>
土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。
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<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2025/09/8f8d391e87004ddd7a0307cbed06d72f.pdf">◆エコクリーンソイル カタログ2025ダウンロード!カタログ画像orこちらの青文字をクリック!!</a></h4>
<a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2025/09/8f8d391e87004ddd7a0307cbed06d72f.pdf"><img src="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/0870b0729ef19e5044c99c3f940aec1d.png" alt="" width="612" height="863" class="alignleft size-full wp-image-1546" /></a>
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<h4>◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について</h4>
使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度
<div class="clear"></div>
<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/showcase/">◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!</a></h4>
活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。
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<h4>◆エコクリーンソイルの設計価格:1,900円/25㎏袋(税別、運送費別)</h4>
御見積が必要な方は、お問合せフォームから、案件の詳細を記載しご相談ください。
<h4>◆エコクリーンソイルの登録評価について</h4>
エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。
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<strong>・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り</strong>
<strong>・東京都建設局新技術登録NO.1001003</strong>
<strong>・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051</strong>
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エコクリーンソイルは、<strong>建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法</strong>に掲載しております。
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<h4>◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。</h4>
弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。
エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。
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その他、<strong>エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)</strong>などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。