グラウンドの水たまり対策は?原因・応急処置から根本改善まで徹底解説

更新日:2026年7月28日


雨が上がるたびにグラウンドに水たまりやぬかるみができ、練習や試合、運動会が中止になって困っていませんか。
水たまりは見た目だけの問題ではなく、選手のけがや用具の傷みの原因にもなります。

やっかいなのは、その場しのぎの作業をくり返しても雨のたびに悩みがぶり返す点です。
この記事では、

 

・水たまりができる原因
・今すぐできる応急処置
・できにくいグラウンドに変える根本対策

 

までを順を追って解説します。
あわせて、泥濘化(でいねいか)を根本から防ぐ土系舗装材エコクリーンソイルと施工事例も紹介します。

自分でできる方法と業者依頼の両方を取り上げるので、予算や状況にあわせて選んでください。

 

グラウンドに水たまりができる5つの原因

水たまりを防ぐには、まず原因を知ることが大切で、それぞれに有効な対策は変わります。
主な原因は次の5つです。

 

1.土壌が粘土質で水を通しにくい
2.地盤が締まりすぎている
3.傾斜(水勾配)の不足や凹凸がある
4.排水設備の不備や詰まりがある
5.経年劣化や雑草が生えている

 

1.土壌が粘土質で水を通しにくい

粘土質の土は粒子が細かく水を浸透させる力が弱いため、表面に水がたまりやすくなります。
クレイ(土)系グラウンドでとくに起こりやすい原因です。

2.地盤が締まりすぎている

長年の使用や整備で表面が踏み固められると、地盤が締まりすぎて水が下に抜けなくなります
硬いグラウンドは水はけが悪いうえ、選手の足腰への負担も大きくなります。

3.傾斜(水勾配)の不足や凹凸がある

グラウンドはわずかに傾斜をつけ雨水を排水溝へ流す設計が基本です。

 

・傾斜不足
・表面の凹凸

 

があると、低い場所に水が集まり水たまりになります。

4.排水設備の不備や詰まりがある

排水設備も水たまりができる大きな原因の一つです。

 

・暗渠(あんきょ)排水管
・排水溝

 

などがないと水を逃がせず水たまりが残ります。
また土砂や落ち葉で詰まっている場合も同様です。

5.経年劣化や雑草が生えている

時間の経過とともに土の排水性は低下します。
また、雑草が生えると根が水の通り道をふさぎ、排水を妨げます

こうした原因が重なると水たまりやぬかるみ(泥濘化)がくり返し発生し、表面だけ直してもすぐ元に戻ります。

 

グラウンドの水たまり応急処置3選

試合や練習前にすぐ水を取り除きたいときの方法です。

 

1.吸水スポンジ・吸水ローラーで水を取り除く
2.トンボや砂で表面をならす
3.ドリルポンプ・バキュームで排水する

 

1.吸水スポンジ・吸水ローラーで水を取り除く

もっとも手軽なのが吸水スポンジです。
水たまりにあてて吸わせ、バケツに絞るだけで広範囲の水を回収できます。

ローラー式の吸水モップなら、かがまず作業でき負担を減らせます。

2.トンボや砂で表面をならす

表面の水をある程度取り除いたら、上から乾いた砂(黒土)を撒き、トンボでならすとぬかるみが落ち着きます
ただし砂の撒きすぎは土質の変化を招くため最小限にとどめましょう。

これらは一時しのぎで、雨が降れば同じ作業がまた必要です。
手間をなくすには後述の根本対策が欠かせません。

3.ドリルポンプ・バキュームで排水する

水量が多いときは、

 

・電動ドリルに付けるドリルポンプ
・専用の吸水バキューム機

 

が便利です。
スポンジで絞る手間がなく、短時間で大量に排水できます。

 

【根本対策】水たまりができにくいグラウンドにする方法4選

応急処置は一時しのぎです。
雨のたびの作業から解放されたいなら、次の根本対策を検討しましょう。

 

1.グラウンドシート(養生)で雨から守る
2.表面排水(水勾配・凹凸)を改善する
3.暗渠(あんきょ)排水を設置する
4.土壌改良で団粒構造をつくる

 

1.グラウンドシート(養生)で雨から守る

雨が降る前にグラウンドシートで表面を覆い、水の浸入を防ぐ方法です。

野球場などで広く使われ、整備の手間を大きく減らせます。
風対策など正しい使い方が効果を左右します。

2.表面排水(水勾配・凹凸)を改善する

まずは水勾配を確認し、低い部分や凹凸を整地して水が一方向へ流れるようにします。
排水溝の清掃もあわせて行うと効果的で、比較的低コストで取り組めます。

3.暗渠(あんきょ)排水を設置する

地中に暗渠(あんきょ)排水管を埋め、地表にしみ込んだ水を集めて排出する方法です。
表面排水だけでは追いつかない場合に有効で、全体の水はけを底上げします。

4.土壌改良で団粒構造をつくる

土そのものを、水を通しやすく保水性もある「団粒構造」に改良する方法です。

土の粒がほどよくまとまり、すきまから水がしみ込みやすくなります。
排水性と保水性を両立でき、

 

・泥濘化(でいねいか)や砂ぼこりの抑制
・熱中症対策

 

にもつながります。
既存の土を活かせる工法ならコストや工期も抑えられます。

 

エコクリーンソイルで水たまり・ぬかるみを根本から防ぐ

「土の質感を残しつつ水はけを良くしたい」に応えるのが自然土系舗装材エコクリーンソイルです。
敷き均して散水・養生すると硬化して強固な保護面をつくり、見た目は自然な土のままで水たまりやぬかるみを防ぎます。

透水性と保水性で水たまりができにくい

エコクリーンソイルは、以下をあわせ持ちます。

 

・ゆるやかな透水(吸水)性
・強い保水力

 

雨水を表面にためず地中へ通すため水たまりができにくく、歩いてもぬかるんだり泥濘化したりしません。
硬化した表面は土砂の流出も抑え、整地し直す手間を減らせます。

防草・暑さ対策・施工のしやすさもメリット

保水した水分の気化熱で表面温度の上昇をやわらげ、

 

・ヒートアイランド現象の緩和
・熱中症対策

 

にも役立ちます。
雑草を抑える防草効果もあり、除草剤に頼らない管理が可能です。
製品を敷いた後の施工は転圧不要で、

 

・敷き均し
・散水
・養生

 

で特別な技能がいらず、補修も簡単です。

 

エコクリーンソイルによる水たまり(ぬかるみ)対策の施工事例

実際にエコクリーンソイルで泥濘化(ぬかるみ)を解消した事例を2つ紹介します。

事例1.墓石周りの泥濘化対策
事例2.神宮拝殿周りの泥濘化対策

事例1.墓石周りの泥濘化対策

参拝者が多いのに墓石の周りは未整備で、雨のたびに泥濘化する懸念がありました。

除草剤を使わずに雑草と泥濘化を防ぎたいという要望に対しエコクリーンソイルを施工。

施工後は雨天時でも泥濘化を防ぎ、景観の美しさも保つ仕上がりになりました。

 

愛媛県内 エコクリーンソイルによる外国人戦没者墓石周り舗装の施工事例と施工写真

 

事例2.神宮拝殿周りの泥濘化対策

降水時・降水後の泥濘化がひどく、参拝者からの問い合わせもあった拝殿周り。

天候に関わらず気持ちよく参拝してもらえるよう、玉砂利の下にエコクリーンソイルを施工しました。

砂利の下のため見た目の変化はありませんが、施工後は降水時の泥濘化がなくなり、効果を確認できています。

 

エコクリーンソイルによる神宮拝殿周り舗装(玉砂利下)の施工事例と施工写真

 

まとめ

グラウンドの水たまりは、

 

・粘土質
・締まりすぎ
・傾斜不足
・排水設備の不備
・経年劣化

 

などが原因で起こります。
当面は吸水スポンジやポンプで対処しつつ、根本的には

 

・表面排水の改善
・暗渠排水
・土壌改良
・グラウンドシート

 

などの対策によって、水はけの良いグラウンドを取り戻せます。
土の質感を保ったまま根本から防ぎたいなら、透水性と保水性を兼ねた土系舗装材エコクリーンソイルも有力です。

<h2>◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介</h2>
土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。

エコクリーンソイル


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<a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2025/09/8f8d391e87004ddd7a0307cbed06d72f.pdf"><img src="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/0870b0729ef19e5044c99c3f940aec1d.png" alt="" width="612" height="863" class="alignleft size-full wp-image-1546" /></a>

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<h4>◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について</h4>
使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度

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<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/showcase/">◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!</a></h4>
活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。
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<h4>◆エコクリーンソイルの設計価格:1,900円/25㎏袋(税別、運送費別)</h4>
御見積が必要な方は、お問合せフォームから、案件の詳細を記載しご相談ください。

<h4>◆エコクリーンソイルの登録評価について</h4>
エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。
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<strong>・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り</strong>
<strong>・東京都建設局新技術登録NO.1001003</strong>
<strong>・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051</strong>
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エコクリーンソイルは、<strong>建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法</strong>に掲載しております。
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<h4>◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。</h4>

弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。

エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。

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その他、<strong>エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)</strong>などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。

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投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

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