アスファルト熱対策の現状と課題!根本解決なら天然素材の土系舗装材がおすすめ

更新日:2025年7月22日


現代の生活では、道路や歩道が整備されているのが当たり前になっています。

しかし、舗装によって環境への影響が避けられないことも事実です。

 

道路舗装には、コンクリートやセメントよりも価格が安い「アスファルト舗装」が多く使われています。

アスファルト舗装のメリットは、静かさや防水性が高いことです。

 

一方で、アスファルト舗装は維持費がかかるだけでなく、ヒートアイランド現象などの環境問題につながることもあり、最近ではその見直しが進められています。

 

そこで本記事では、一般的に使われている道路舗装が環境にどのような影響を与えているのか、また、どのような環境対策があるのかについて解説します。

 

ぜひ、この記事を読んで道路舗装が私たちの身近な問題であることに気づき、日常の中で環境にやさしい行動を始めましょう。

 

アスファルト舗装に熱対策が必要な3つの理由

現在の日本では、道路などの舗装にアスファルト舗装が広く使われています。

アスファルト舗装のメリットは、初期費用が比較的安く、施工後すぐに通行できるといった点です。

しかしその一方で、環境への影響について、次のような問題点が指摘されています。

 

1.高温になると大気汚染物質を排出する
2.ヒートアイランド現象の原因のひとつである
3.施工過程で二酸化炭素を排出している

 

1.高温になると大気汚染物質を排出するから

アメリカのイェール大学の研究チームは、夏場に高温となったアスファルトが大気汚染物質を排出していることを明らかにし、その成果を科学誌「Science Advances」で発表しました。

研究によると、アスファルト舗装は喘息や公害病の原因となる粒子状物質の一種である「二次有機エアゾル」の発生源であることがわかっています。

 

また、この汚染物質の発生量は天気や気温の影響を受けます。

とくに夏場は気温が高く、日差しが強くなるほど排出量が増える傾向にあるそうです。

そのため、アスファルト舗装が多い都市部では、暑い夏になるとより多くの汚染物質が大気中に放出されていると考えられます。

 

出典:Science Advances|Asphalt-related emissions are a major missing nontraditional source of secondary organic aerosol precursors

 

2.ヒートアイランド現象の原因のひとつだから

環境省の発表によると、ヒートアイランド現象の原因のひとつにアスファルト舗装が挙げられています

アスファルト舗装は、土や緑地などの自然と比べて熱をため込みやすく、冷めにくいという特徴があります。

 

とくに都市部ではアスファルト舗装が多いため、日中にたまった熱が夜になってもなかなか放出されず、夜間の気温が下がりにくくなることがヒートアイランド現象の一因とされています。

 

出典:環境省|ヒートアイランド現象の要因について

 

3.施工過程で二酸化炭素を排出しているから

アスファルト舗装は柔らかいという特徴があり、そのため修繕や修復がしやすく、多くの場所で利用されています。

 

しかし、アスファルト舗装を行う際には、製造や運搬、再生といったさまざまな過程で二酸化炭素が排出されます。

そのため、私たちが快適な道路を求めて舗装を増やすほど、環境への悪影響も大きいです。

 

熱対策に効果的な3つのアスファルト舗装

アスファルト舗装が環境に与える負担について説明してきました。

ここでは、環境への配慮を意識したアスファルト舗装材をご紹介します。

 

従来よりも低い温度で施工できるアスファルト舗装材を使うことで、環境への負担を減らすことが可能です。

通常のアスファルト舗装は、製造や施工時に多くの二酸化炭素を排出しますが、施工温度を下げることで二酸化炭素の排出量を抑えられます。

 

品質や施工のしやすさは従来のアスファルト舗装と変わりません。

舗装材の選び方にこだわることが、環境負荷の低減につながります。

 

1.浸水性が良い【浸水性アスファルト舗装】

浸水性アスファルト舗装は、雨水を地中までしっかりと浸透させられる舗装材です。

雨水が地下に浸透することで、植物や微生物の生育を助けたり、地下水の枯渇を防いだりする効果があります。

また、舗装の蓄熱性が低くなるため、ヒートアイランド現象の抑制にも役立ちます。

 

2.保水性に優れている【保水性アスファルト舗装】

保水性アスファルト舗装は、舗装の中に保水素材を含ませており、蓄えた水分が蒸発する際に熱を奪うことで、路面の温度上昇を抑えられます

これにより、熱による舗装の変形を防ぎ、ヒートアイランド現象の抑制にもつながります。

 

3.太陽の赤外線を反射する【遮熱性アスファルト舗装】

遮熱性アスファルト舗装とは、遮熱素材や塗料を使って路面の温度上昇を抑える舗装方法です。

アスファルト舗装に赤外線を反射する素材を混ぜたり、専用の塗料を塗ったりします。

これにより、路面の温度が10℃以上上がるのを防げます。

 

熱対策に効果的な土系舗装材(真砂土舗装材)エコクリーンソイル

先ほどは、環境に配慮したアスファルト舗装についてご紹介しました。

しかし、環境にやさしい舗装材としては、アスファルトを使わない土系舗装(真砂土舗装)も注目されています。

 

弊社が取り扱う「エコクリーンソイル」は、土系舗装材として20年以上の販売実績があり、日本でもトップクラスの歴史を持つ製品です。

主成分は天然の真砂土と、自然由来の原料を使った無機系固化剤でできています。

この製品には、次のようなメリットがあります。

 

・優れた保水性がある
・人体や周囲の環境に害がない
・自然な土の色で景観に調和しやすい
・土素材なので適度な弾力性があり歩きやすい
・「敷き均し⇒散水⇒養生」で簡単に施工できる

 

さらに、表面が硬いため種子の発芽を防ぎ、高い防草効果も期待できます。
薬剤を使わない防草材としても活用できる点が魅力です。

 

コンクリートの代わりにエコクリーンソイルを用いた熱対策事例

従来のコンクリート舗装は太陽光を反射し、蓄熱性も高いため、夏場の熱対策が大きな課題となっています。

エコクリーンソイルは、優れた保水性と透水性により、水分の蒸発による冷却効果を発揮し、コンクリートに比べて大幅な温度低減を実現します。

ここでは、実際にコンクリート舗装の代わりにエコクリーンソイルを採用し、効果的な熱対策を実現した施工事例をご紹介します。

 

東京都内のマンション駐車場舗装の施工事例

東京都内のマンション駐車場で、熱対策を重視したエコクリーンソイルを使った施工事例をご紹介します。

この取り組みは、都市部特有のヒートアイランド現象を和らげ、居住環境をより良くすることを目的に導入されました。

 

エコクリーンソイルという自然土系舗装材料を採用した理由は、マンションの新築に合わせて駐車場も新しくしたいというご要望があったためです。

コンクリートやアスファルトでは無機質な印象になりがちですが、駐車場としての機能を保ちながら、土の自然な風合いや和風の雰囲気を出したいというご希望がありました。

 

施工の結果、エコクリーンソイルの持つ土の質感に加え、駐車場の塀も和風のデザインにしたことで、ご希望通りの和の景観美を実現できました。

さらに、路盤をしっかりと作り、通常よりも厚めに施工したことで、車両が乗っても十分な強度を確保しています。

 

この事例では、エコクリーンソイルの保水性によって、夏場の駐車場表面温度がコンクリートに比べて約15度も低くなり、周辺環境の温度上昇も抑えられました

また、雨水が地中に浸透しやすくなったことで、都市部の水循環の改善にも貢献しています。

 

東京都内 エコクリーンソイルによる某マンション駐車場舗装の施工事例と施工写真

 

住宅の外構エクステリアの施工事例

住宅の外構における熱対策として、エコクリーンソイルを活用した施工事例をご紹介します。

この事例は、居住空間の快適さと美しい外観の両方を実現した代表的な例として注目されています。

 

導入のきっかけは、個人住宅のリフォームや新築時の外構設計において、「コンクリート以外の素材で庭やアプローチ、駐車場に使えるものはないか」というご相談をいただいたことでした。

そこで、住宅の庭としての機能を保ちながら、きれいで自然な風合いの仕上がりを目指してエコクリーンソイルを採用しました。

 

実際に施工した結果、各家庭ごとに雰囲気は異なりますが、和風・洋風どちらのデザインにもエコクリーンソイルの自然な土の質感がよくなじんでいます

また、施工性が高いため、ブロックやタイルを組み合わせて使うことも可能です。

さらに、犬走りなど人があまり入らない場所にも施工しておくと、防草効果があり見た目も美しく保てます

 

住宅の外構エクステリアにおけるエコクリーンソイル施工事例と施工写真まとめ①

 

まとめ

普段は当たり前のように存在している道路舗装ですが、実は環境に大きな負担をかけていることを知ると、あらためて考えさせられる問題だと感じるのではないでしょうか。

車道については、さまざまな環境に配慮した舗装方法が定められています。

しかし、歩道や駐車場については、具体的な適用条件がまだ決まっていません。

そこで、まずは自宅の庭先や駐車場など、身近な場所から環境にやさしい製品を使うことを考えてみましょう。

◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介

土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。

エコクリーンソイル

◆エコクリーンソイル カタログ2025ダウンロード!カタログ画像orこちらの青文字をクリック!!

◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について

使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度

◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!

活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。

◆エコクリーンソイルの設計価格:1,900円/25㎏袋(税別、運送費別)

御見積が必要な方は、お問合せフォームから、案件の詳細を記載しご相談ください。

◆エコクリーンソイルの登録評価について

エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。

・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り
・東京都建設局新技術登録NO.1001003
・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051

エコクリーンソイルは、建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法に掲載しております。

◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。

弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。

エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。

その他、エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。

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投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

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