更新日:2026年1月10日
道路や駐車場などの舗装は、用途によって工事の種類が異なります。
舗装したいと考えている方は、それぞれの特徴を把握しておきたいですよね。
この記事では、
・舗装工事の目的
・舗装工事の種類
・環境にやさしい舗装材
アスファルトやコンクリートの違いや実際の事例とあわせてご紹介します。
舗装工事を検討しているけど、何から始めてよいのかわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも、舗装工事とは、道路などの地盤面を砂や砂利などで締め固め、その上にアスファルトやコンクリートを敷き詰める工事です。
舗装工事は、人や車が安全に通行できるようにするだけでなく、街の景観を美しく保つ役割もあります。
「なぜ舗装工事が必要なのか?」
舗装工事の目的は、主に3つあります。
舗装されていない道路は、地面がデコボコで、雨が降ると地盤表面が踏み荒らされ泥沼化します。
これでは、人や車が安全に通行できず、小さなお子さんや高齢者の方はとくに危険です。
また、乾燥する季節では、粉塵が舞い上がる場合もあり、近隣の人にも迷惑がかかってしまう可能性もあります。
舗装工事は、このようなリスクから身を守るための大切な作業です。

舗装工事にはいくつかの段階があり、大きな流れは以下の5つです。
各工程を詳しく紹介します。
現場測量とは、発注者から受け取った設計図や仕様書をもとに現場の調査を行い、地盤の点検や不足情報を確認することです。
おおがかりな舗装工事の場合は重機を使用するため、周りの障害物や危険物などの確認も入念に行います。
路床工事は、おもに厚さ1m程度の土で形成します。
ブルドーザーなどの重機で敷き均し、コンバインドローラーで固めます。
路床工事は、舗装工事の基盤となるものです。
路床が弱いと、大型車両が通行するだけですぐに凸凹になってしまうので、しっかり固める必要があります。
路盤工事は、路床の上に砂利や砕石などを敷き、モーターグレーダーで敷均し、コンバインドローラーで固めます。
路盤は道路全体のクッション的な役割を担うため、道路全体の強度に直結します。
基層は路盤の上の層にあたり、車両などの荷重を均一に分散する役割があります。
基層工事は、アスファルトフィニッシャーを使用し、150℃以上のアスファルト混合物を敷均し、コンバインドローラーで固めます。
表層とは、私たちが普段目にしている黒い道路(アスファルト)の部分です。
舗装工事でもっとも上の層にあたり、荷重を均一に下の層に伝える役割があります。
表層工事の作業は、基層工事とほとんど同じです。
しかし、表層は人や車両と接する部分なので、より密度の高い材料を使用します。

舗装工事には、大きく3種類あります。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分に合った舗装方法を選択しましょう。
アスファルト舗装とは、アスファルトに砕石や砂などの骨材を混入して加熱し、敷き均すためのローラーで転圧を行う舗装のことです。
工事期間が短く、工事費用が安く済むメリットがあります。
さらに、防水性を高めてくれるのも、大きなメリットです。
しかし、直射日光で表面が高温になりやすく、耐久性に劣るため、定期的なメンテナンスを必要とします。
■メリット
・工事期間が短く、工事費用が安い
・防水性や透水性の向上が期待できる
■デメリット
・直射日光で道路表面が高温になりやすい
・耐熱性や耐久性に劣るため、定期的なメンテナンスが必要になる
アスファルト舗装は、一般的な道路や住宅の駐車場、私道などに幅広く採用されています。
施工費用は1平方メートルあたり3,000円〜6,000円程度が相場です。
コンクリート舗装と比較すると初期コストを大幅に抑えられます。
ただし、10年程度で表面の劣化が進むため、長期的にはメンテナンス費用も考慮する必要があります。
コンクリート舗装は、石と水とセメントを混ぜたコンクリートで、表面を舗装する工事です。
素材が硬く耐久性に優れており、駐車場や高速道路などに多く使用されています。
また、アスファルトよりも耐熱性に優れ、夏でも表面温度が上がりにくいのもメリットです。
しかし、コンクリート舗装は手間がかかり、工事期間が長く工事費用も高いデメリットがあります。
■メリット
・耐熱性や耐久性に優れている
・夏でも表面温度が上がりにくい
■デメリット
・工事期間が長くなり、工事費用が高い
・追加工事が難しい
コンクリート舗装は、重量のある車両が頻繁に通行する高速道路や大型駐車場などで採用されるケースが多いです。
施工費用は1平方メートルあたり5,000円〜10,000円程度と、アスファルトの約1.5倍〜2倍の初期投資が必要になります。
しかし、耐用年数が30年以上と長く、メンテナンスコストが少ないため、長期的な視点から採用される舗装です。
特殊舗装とは、道路や敷地の目的にあわせて舗装する工事です。
代表例として、以下があげられます。
・着色舗装
・排水性舗装
・凍結抑制舗装
着色舗装とは、アスファルト混合物に顔料を混入して敷き均し、道路表面の色を変える舗装工事で、排水性舗装は表面に水がたまらないようにする舗装工事です。
このように、目的にあわせて特殊な舗装を施すことを「特殊舗装」といいます。
特殊舗装は、さまざまなメリットがありますが、工事費用が高くなるケースが多いので、注意しましょう。
■メリット
・目的にあわせて舗装できる
■デメリット
・専門技術を必要とするため、工事費用が高くなる

舗装工事は、アスファルトやコンクリートが一般的ですが、ほかにもさまざまな舗装材があります。
たとえば、以下です。
・樹脂系混合物舗装
・ブロック系舗装(インターロッキングブロック)
・2層構造系舗装
・土系舗装
中でも強度の高いブロック系舗装と2層構造系舗装は、車道に使用されることが多いです。
樹脂系混合物舗装や土系舗装などは、強度が弱い一方で柔らかいクッション性があるので遊歩道や公園などに使用されています。
また、土系舗装は自然環境にもよく、景観性を損なわないメリットもあります。
舗装は、種類によって用途がさまざまです。
どこに使用するかを決めてから、どの舗装材にするか検討しましょう。

先ほどは環境に配慮したアスファルト舗装を紹介しましたが、環境に配慮した舗装材としてはアスファルトを使用しない土系舗装(真砂土舗装)も注目を浴びています。
弊社で取り扱っている「エコクリーンソイル」は土系舗装材を販売して20年と長く、日本でも一、二を争う歴史がある製品です。
主成分は天然の真砂土と自然の原料を使用した無機系の固化剤からできているため、
・優れた保水性がある
・人体や周囲の環境に害がない
・周囲の環境に馴染み景観性が高い
・適度な弾力性があり歩行性が高い
・施工手順が簡単で作業性に優れている
などのメリットがあげられます。
また、硬いため種子の発芽を防ぐことができ防草効果があり、薬剤を使用しない防草材料としての使い道もあります。
なお、土系舗装は歩行者空間・外構・軽車両通行部などに適し、重交通路には不向きな場合があります。
降雨量や凍結環境によっては、定期的な補修を行うと長期的に良好な状態を維持できます。

「エコクリーンソイル」は、アスファルトやコンクリートと異なり、天然の真砂土を主成分とした土系舗装材です。
アスファルトのような高温化や定期的なメンテナンスの手間がなく、コンクリートのような無機質な見た目ではなく自然な風合いを保てるのが大きな魅力です。
・駐車場
・犬走り
・外構
など幅広い場所で施工でき、景観性と機能性を両立できます。
費用面でもコンクリートより抑えられ、施工後は防草効果も期待できるため、長期的なコストパフォーマンスに優れています。
以下で実際の施工事例をご紹介します。

アスファルト舗装の駐車場を「エコクリーンソイル」に変更した事例では、無機質な景観から自然な土の風合いへと大きく改善されました。
アスファルトは夏場に表面温度が上昇しやすく、見た目も単調になりがちです。
「エコクリーンソイル」なら温度上昇を抑え、趣のある駐車スペースを実現できます。
施工性が良いため、レンガタイルを組み合わせた縁石やラインの溶着、ペンキでの文字入れも可能です。
コンクリートのように硬化後の追加工事が難しいこともなく、柔軟なデザインに対応できます。

住宅の外構や犬走りでは、コンクリートの無機質さを避け、より自然で温かみのある仕上がりが求められます。
「エコクリーンソイル」は和洋どちらのデザインにも馴染む自然な土の風合いが特徴で、アスファルトのような人工的な質感とは異なります。
施工性に優れているため、ブロックやタイルを埋め込むデザインも容易です。
また、犬走りなど人が頻繁に通らない箇所でも、防草効果により雑草管理の手間が省け、美観を長期間維持できます。

国道の中央分離帯での施工事例では、雑草対策と景観改善を目的に採用されました。
「エコクリーンソイル」は硬化後に土壌表面を覆って雑草の発生を抑制します。
天然の真砂土の風合いは周囲の景観に自然に溶け込み、アスファルトやコンクリートの無機質さとは異なる柔らかな印象を与えます。
透水性があり樹木の育成も妨げないため、環境への配慮も実現できます。
施工面に傾斜をつけてゴミのポイ捨て防止効果も発揮し、多面的な問題解決に貢献しました。

庭園の園路では、砂利舗装から「エコクリーンソイル」への変更により、雨天時の泥濘化や色調の経年劣化といった問題が解決されました。
コンクリートやアスファルトで固めてしまうと庭の雰囲気が損なわれ、景観に合いません。
「エコクリーンソイル」は透水性があり水はけの問題を改善しつつ、自然な土の風合いで庭全体の雰囲気を保ちます。
施工後は園路部分が明るく感じられ、庭の美観を損なわずに機能性を向上しました。
アスファルトやコンクリートにはない、庭の雰囲気に寄り添った仕上がりを実現しています。

私たちが普段、何事もなく道路を通行できるのは「舗装工事」のおかげです。
舗装工事の主な役割は、地盤のぬかるみや粉塵の抑制、安全性の確保などで、私たちが安全に生活するためには欠かせません。
舗装工事と聞くと、一般道路を思い浮かべる方は多いですが、自宅の駐車場や敷地内を整備するのも舗装工事です。
舗装工事の種類は、
・アスファルト舗装
・コンクリート舗装
・特殊舗装
の大きく3種類で、それぞれにメリット・デメリットがあります。
個人で舗装工事を行う場合は、工事費用の安いアスファルト舗装がおすすめですが、アスファルトは夏になると表面が高温になるデメリットがあります。
可能であれば環境にやさしい舗装材などの使用を検討しましょう。
近年は、環境に配慮した土系舗装(真砂土舗装)が注目を集めていますので、気になる方はお気軽にご連絡ください。
土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。
使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度
活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。
御見積が必要な方は、お問合せフォームから、案件の詳細を記載しご相談ください。
エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。
・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り
・東京都建設局新技術登録NO.1001003
・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051
エコクリーンソイルは、建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法に掲載しております。
弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。
エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。
その他、エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。