地球温暖化はなぜ起こる?メカニズムや二酸化炭素との関係とは

更新日:2023年2月18日


地球上で問題となっている「地球温暖化」
単純な気温の上昇だけでなく、海面の上昇、生態系の変化、異常気象などさまざまな影響を及ぼしています。
常々、ニュース番組やメディアなどでも取り上げられていますが、いまだに地球温暖化の仕組み、いわゆるメカニズムを理解していない方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では地球温暖化のメカニズムや、問題となっている二酸化炭素の関係性について詳しく解説していきます。

地球温暖化のメカニズムとは

地球温暖化はなぜ起きているのか、そのメカニズムは次のとおりです。
➀太陽放射によるエネルギーが大気と地表面に吸収され、熱に変わる
➁地表面から放射された紫外線が温室効果ガスに吸収され、適度な温度を保つ
➂さまざまな原因で温室効果ガスの濃度が上がる
➃温室効果ガスに吸収される紫外線のバランスが崩れ、地表の温度が上昇する

地球は太陽からのエネルギーにより地表面が温められ、地表面から放射された紫外線の一部が温室効果ガスに吸収されることで、大気が温められています。
しかし、温室効果ガスの濃度が増加すると地表面の温度が上昇し、この現象を「地球温暖化」と呼びます。

温室効果ガスとは

温室効果ガスとは、大気中に含まれる二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)などのガスの総称です。
温室効果ガスには太陽の放射熱を閉じ込め、地表面を温める働きがあります。
それによって、地球の平均気温は約14度に保たれていますが、温室効果ガスがなくなれば地球の気温は約マイナス19度になり、濃度が増えれば気温は上昇してきます。
地球温暖化にとって、温室効果ガスはとても重要な要素といえます。

二酸化炭素が増え続ける3つの原因

温室効果ガス別の地球温暖化への寄与は、二酸化炭素76.7%、メタン14.3%、一酸化二窒素7.9%と、二酸化炭素がもっとも多く、地球温暖化への影響の大きさが分かります。
地球温暖化を進行させる原因でもある二酸化炭素は、今なお増え続けているのが現状です。
では、なぜ二酸化炭素が増え続けるのでしょうか。
その原因について解説していきます。

※参照:IPCC第4次評価報告書

産業の発展

二酸化炭素を排出する一番の原因となったのは、産業の発展でしょう。
昔から人間は、馬や牛、ロバなどの動物や風力、水力などをエネルギーとして使っていましたが、18世紀後半の産業革命を転機に石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料をエネルギーとして使うようになりました。
微生物の死骸や植物などが、長きにわたる時間をかけて作られた化石燃料はエネルギー源としては効率が良いのですが、長年蓄積された二酸化炭素が大量に排出されることが問題となっています。

日常で使用する電化製品

産業革命後は日常生活でも化石燃料が使われるケースも増え、身近はところではガソリンは灯油が該当します。
また、近年では電化製品が一般的に普及してきています。
電化製品自体が二酸化炭素を排出することはありませんが、供給元となる電力の発電には二酸化炭素の排出が伴います。
人ひとりの電気使用量ではそこまで影響はないかもしれませんが、日本全国、世界中の人が電気を使いすぎると、大量の二酸化炭素が排出されることになるでしょう。

森林の減少

学校教育でも教わることですが、植物は光合成によって二酸化炭素を取り入れ、酸素を排出します。
そのため、地球温暖化の防止に森林は欠かせない存在ですが、肝心の森林が減少しているのも二酸化炭素増加の原因です。
農地への転用や違法伐採、過剰な採取によって、森林面積は今も減少し続けています。

地球温暖化のためにやるべきこと

二酸化炭素の排出を抑えるためには、私たち一人ひとりの行動がとても重要になります。
具体的に、私たち個人ができる二酸化炭素排出を抑える方法はこちらです。
・テレビやエアコンなどの使用を控える
・シャワーを出しっぱなしにしない
・移動は車ではなく電車やバスを利用する
・買い物にはエコバッグを持参する
一人ひとりが節電や節水、リサイクルなどを心掛けることで、二酸化炭素の排出を抑え、結果的に地球温暖化の対策につながります。
まずは、自分自身のできることをしましょう。

地球温暖化に対しECSテクノができること

私たち有限会社ECSテクノでは、地球温暖化に対し、弊社が出来る事から活動することで地球温暖化緩和に貢献いたします。
弊社の「エコクリーンソイル」は、環境負荷の軽減、特に安全性を重視し、景観性向上等の観点から様々な所に適応し防草と自然土の質感等の特徴を発揮するように開発されています。
本製品は、厳選された良質な天然の真砂土を主成分としている、環境に配慮した新しい土系舗装材。
この製品の特徴としては以下が挙げられます。
・見た目の自然さ
・緩やかな透水性
・強い保水力も有する
・雨水による水たまりが出来にくい
・土壌の乾燥を防ぎ樹木に対して安定した水環境を与える効果
温暖化対策の面では、保水した素材からの水分蒸発による冷却効果により、コンクリートやアスファルトと異なる自然に近い温度抑制効果を発揮する事が出来ます。

まとめ

地球温暖化のメカニズムは次のとおりです。
➀太陽放射によるエネルギーが大気と地表面に吸収され、熱に変わる
➁地表面から放射された紫外線が温室効果ガスに吸収され、適度な温度を保つ
➂さまざまな原因で温室効果ガスの濃度が上がる
➃温室効果ガスに吸収される紫外線のバランスが崩れ、地表の温度が上昇する

温室効果ガスは二酸化炭素の比重がもっとも多く、普段の生活でも二酸化炭素の排出を抑えることが重要になります。
企業や組織、団体はもちろんですが、個人でも地球温暖化のためにできることはあるので、一人ひとりが心掛けて行っていきましょう。

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投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

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