地球温暖化による6つの問題|何が原因で何に影響を与えるのか

更新日:2023年11月10日


この地球において、深刻な問題のひとつが「地球温暖化」です。
「地球温暖化」という言葉、テレビやニュース番組、学校などでも耳にする機会が多いと思いますが、地球温暖化になるとどのような問題があるのか具体的に分かっていない方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では地球温暖化問題の原因や、私たちの生活に与える影響について詳しく解説していきたいと思います。
地球温暖化の問題について知っておきたいという方は、参考にしてみてください。

地球温暖化問題の原因

地球には、宇宙へ逃げる熱をとどめ、生活しやすい温度に調整してくれる「温室効果ガス」と呼ばれるガスが存在します。
温室効果ガスは地球においてとても重要なものですが、温室効果ガスが増えすぎると温度調節が上手くできなくなり、さまざまなところに影響を与えてしまうのです。

この温室効果ガスは「二酸化炭素」や「メタン」などいくつかの種類がありますが、もっとも問題視されているのは「二酸化炭素」です。
自動車や飛行機の排出ガスやゴミを燃やすときなど、二酸化炭素はあらゆるところで排出され、大きな問題となっています。

地球温暖化で問題視されている6つの影響とは

地球温暖化による影響はさまざまで、私たちの生活にも影響を及ぼす可能性が大いにあります。
地球温暖化で問題視されている主な影響はこちらです。

➀海面上昇による影響
➁動物や植物など生態系の変化
➂気候の変化による農業への影響
➃病気が増える
➄食物がなくなり飢餓が増える
➅異常気象が来る可能性

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

➀海面上昇による影響

1901年~2010年の20世紀では、海面が19cm上昇し、このままいくと2100年までに最大82cm海面が上昇すると言われています。
大きな河川が流れる中国やインド、エジプトでは大きな被害になることが予測され、日本でも海面上昇は高潮などの影響があるのでとても危険なものです。
また、海面の上昇により住む場所がなくなり、農作物への影響もあるため、非常に深刻な問題といえます。

➁動物や植物など生態系の変化

地球温暖化によって南極や北極の氷が溶けだすと、寒い地域で過ごしていた動物たちが危険になります。
現に、ホッキョクグマが地球温暖化の影響で絶滅が危惧されていることは周知の事実でしょう。
すさまじいスピードの気候変化に耐えきれず、絶滅に近づいている動物はホッキョクグマ意外にも数多く存在しているのです。
こうした動物の絶滅は人間とは関係なさそうに思えるかもしれませんが、気候の変化は動物だけでなく植物にも影響を与え、生態系が変化する可能性も十分に考えられます。

➂気候の変化による農業への影響

気温や雨量などが急に変化すると、農作物も今までどおり育たなくなる可能性があります。
経済面に不安のある地域では対応することができず、生産性がグッと下がることも危惧されています。
また、乾燥地域では、最悪の場合に干ばつになってしまう可能性も高いと言われています。

➃病気が増える

地球全体の気温が高くなると注意しなければならないのが「病気」です。
特に、アフリカなどの暑い地域では伝染病にかかる人が増える可能性があると言われています。
気温が上がると蚊も活発になるので、刺されると高熱が出る「マラリア」などには注意する必要が出てきそうです。

➄食物がなくなり飢餓が増える

気温が上がり農作物が育たなくなると、食料がなくなり飢餓状態に陥る地域も出てきます。
これは、日本でもあり得ることで、気候の変化で雨が降らなくなると田んぼや畑は使えなくなり、お米や野菜などの食料が食べられなくなってしまう可能性があります。
急激な気候の変化は動植物に影響を与え、最終的には人間にも被害が出るのでとても深刻な問題といえます。

➅異常気象が来る可能性

気温や海水温が上がると、強い熱帯低気圧が増え、台風やハリケーンがさらに強まる可能性が考えられます。
また、地球温暖化によって、局地的な熱波や洪水、落雷、火災などの自然災害が多くなり、被害を受ける地域も増えると予想されています。

地球温暖化が進行するとどのような問題があるのか

地球温暖化がこのまま進行を続けると、世界だけでなく日本にも大きな影響を及ぼすといわれています。たとえば、2003~2012年の世界平均地上気温は、1850~1900年と比べて、0.78℃上昇しています。これは、21世紀末までに、世界平均気温がさらに0.3~4.8℃上昇する計算です。

平均気温の上昇は、日本への影響も大きく、最高気温が30℃以上となる真夏日の日数がさらに増加する見込みです。現時点での日本(東京)の真夏日は年間約46日。地球温暖化がこのまま進行を続けると、20世紀末には年間約103日と、1年のうち約3割近くが真夏日になります。近年の日本でさえ、真夏日が多くなり大変な思いをしている方も多いはずです。地球温暖化がこのまま進行を続けると、さらに真夏日が増えるので注意が必要です。

参照:国土交通省|IPCC第5次評価報告書について
参照:地球温暖化の現状と原因、環境への影響|COOL CHOICE 未来のために、いま選ぼう。

地球温暖化は降水量にも影響する

地球温暖化の影響は、気温の上昇だけではありません。このまま地球温暖化が進行し続けると、日降水量200mm以上の大雨の年間発生回数は全国平均2倍以上になると予想されています。これは、気温の上昇に伴う、大気中の水蒸気量が増えることが原因です。

ただでさえ、近年では東北や九州などを中心に集中豪雨などの水害が頻繁に発生しています。このままでは都市部でも豪雨が発生する危険性もあるため、地球温暖化の進行を止めなければいけないのです。

気温の上昇や降水量の変化などは、農作物などにも影響します。農作物が育たなければ私たちは食べるものがなくなってしまいます。日々の生活の仕方が、最終的には自分たちに回ってくることを考えても、今出来ることをするのがベストといえるでしょう。

参照:気象庁|第3章降水の将来予測
参照:地球温暖化の現状と原因、環境への影響|COOL CHOICE 未来のために、いま選ぼう。

地球温暖化問題を解決するために個人ができること

地球温暖化を解決するためには、原因である温室効果ガスの排出量を減らす必要があります。温室効果ガスの排出量を減らす取り組みは、国や政府だけでなく個人でも可能です。個人ができる地球温暖化対策は、以下のとおりです。

・電気をこまめに消して省エネを心がける
・ゴミを増やさないようにする
・節水を心がける
・エコバックを持参する
・車ではなく電車やバスなどの交通機関を利用する

地球温暖化に進行を抑えるためには、私たち一人ひとりの行動がカギを握ります。「私ひとりが頑張ったところで……」ではなく、一人でも多くの人が地球温暖化対策に取り組むことが重要です。節電や節水、ゴミを増やさないなどは、誰でも簡単にできることです。こうした小さな積み重ねが、地球の未来を守ることにもつながるでしょう。

地球温暖化に対しECSテクノができること

私たち有限会社ECSテクノでは、地球温暖化に対し、弊社が出来る事から活動することで地球温暖化緩和に貢献いたします。
弊社の「エコクリーンソイル」は、環境負荷の軽減、特に安全性を重視し、景観性向上等の観点から様々な所に適応し防草と自然土の質感等の特徴を発揮するように開発されています。
本製品は、厳選された良質な天然の真砂土を主成分としている、環境に配慮した新しい土系舗装材。
この製品の特徴としては以下が挙げられます。

・見た目の自然さ
・緩やかな透水性
・強い保水力も有する
・雨水による水たまりが出来にくい
・土壌の乾燥を防ぎ樹木に対して安定した水環境を与える効果

温暖化対策の面では、保水した素材からの水分蒸発による冷却効果により、コンクリートやアスファルトと異なる自然に近い温度抑制効果を発揮する事が出来ます。

まとめ

地球温暖化は非常に深刻な問題で、世界だけでなく海に囲まれた日本でもさまざまな影響が出ると予想されています。
海面上昇から生態系の変化、異常気象など地球温暖化によるリスクを頭に入れた上で、まずは自分たちができることから取り組むようにしましょう。

◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介

土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。

エコクリーンソイル

◆エコクリーンソイル カタログ2023ダウンロード!カタログ画像orこちらの青文字をクリック!!

◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について

使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度

◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!

活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。

◆エコクリーンソイルの登録評価について

エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。

・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り
・東京都建設局新技術登録NO.1001003
・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051

エコクリーンソイルは、建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法に掲載しております。

◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。

弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。

エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。

その他、エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。

アバター画像

投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

PAGE TOP