更新日:2025年1月28日
地球温暖化は今なお進んでおり、日本企業をはじめ、世界中が地球温暖化対策に取り組んでいます。
「地球」という言葉を聞くと、規模が大きく私たち個人では何もできないと思ってしまうかもしれません。しかし、地球温暖化対策は、世界規模の取り組みと個人の行動、両方が重要なのです。
この記事では、まず世界・日本規模で行われている解決策を解説し、その上で私たち一人ひとりにできる具体的な取り組みについてお伝えしていきます。地球温暖化の緩和に向けて、私たちは何をすべきなのか、一緒に考えていきましょう。
地球温暖化の一番の原因は「温室効果ガス」です。温室効果ガスには、
・二酸化炭素
・メタン
・一酸化二窒素
などが含まれており、中でも二酸化炭素が多くの比重を占めています。地表面からの熱エネルギーは、温室効果ガスによって吸収され温かさを保っていますが、温室効果ガスの濃度が変わるとバランスが崩れ、地球の平均気温は変動します。
今、地球上では二酸化炭素が増え続け、温室効果ガスの濃度が高くなっているため、どんどん地球温暖化が進んでいるというわけです。
産業革命後、
・石炭
・石油
・天然ガス
といった化石燃料をエネルギー源に使うようになり、二酸化炭素の排出は一気に増えました。二酸化炭素の排出量は日々増え続け、地球温暖化の一番の原因と言っても過言ではありません。
身近なところでは、テレビやエアコンなどの電化製品を使用する際にも二酸化炭素は排出されています。そのため、二酸化炭素の排出を少しでも抑えるために、節電・節水の徹底やエコバッグの持参などを心掛ける必要があります。
産業革命以降、経済発展に伴う化石燃料の使用で温室効果ガスの排出量は増加の一途をたどっています。この問題に対し、世界各国は「脱炭素社会」の実現を目指し、
・再生可能エネルギーの導入
・森林保護
などの取り組みを進めています。
以下では、主要な国際的な枠組み・取り組みを紹介します。
パリ協定(※1)は、2015年に採択され196の国と地域が参加する国際的な枠組みです。同協定では、産業革命前からの気温上昇を2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力を追求することを目標に掲げています。
この目標達成に向け、各国は温室効果ガス削減目標を設定し、5年ごとの見直しが求められています。
※1参照:UNFCCC| The Paris Agreement
EUは2050年までのカーボンニュートラル実現を目指し、具体的な行動計画「Fit for 55」を策定しました。これはEU気候法に基づき、2030年までに温室効果ガスを少なくとも55%削減するための一連の法案と施策を含んでいます(※2)。
・再生可能エネルギーの導入促進
・電気自動車への移行支援
・建物の省エネ化
EUでは上記のような、環境・経済・社会のあらゆる側面から具体的な政策を実行しています。
※2参照:Consilium|Fit for 55
アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)は、日本を含むアジア11カ国が参加する枠組み(※3)で、アジア地域のカーボンニュートラル実現を目指しています。同共同体では、世界の温室効果ガス排出量の約6割を占める(※4)アジア地域において、
・省エネルギー技術の導入
・再生可能エネルギーの普及
・クリーンエネルギーのサプライチェーン構築
などを推進しています。
※3参照:経済産業省|アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)
※4参照:環境省|国内外の最近の動向について(報告)
日本は2030年度までに、温室効果ガスを2013年度比で46%削減する目標を掲げています(※5)。この実現に向けて、「地球温暖化対策計画」に基づき、
・再生可能エネルギーの導入促進
・省エネ住宅の普及
・次世代自動車の開発支援
など、さまざまな施策を展開しています。とくに、エネルギー分野では、
・太陽光発電の設置補助
・省エネ家電の購入支援
など、家庭での削減を後押しする政策が進められています(※6)。
※5参照:環境省|地球温暖化対策推進法と地球温暖化対策計画
※6参照:環境省|地球温暖化対策計画
地球温暖化の進行に伴い、日本では「台風の強大化」と「局地的豪雨の増加」が予測されています。とくに海に囲まれた日本では、海面上昇による沿岸部への影響も懸念されています。これらの気候変動リスクに備えるため、
・インフラ整備
・避難計画の見直し
など、強靭なまちづくりが進められています。各地域で「ハザードマップの整備」や「避難訓練の実施」など、具体的な防災対策も強化されています。
産業部門からのCO2排出は日本全体の約3割(※7)を占めており、企業の取り組みは温暖化対策の重要な柱です。
多くの企業が、「RE100への参加」や「サプライチェーン全体でのCO2削減に取り組んでいます。RE100とは、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的な取り組みのことです。
各企業内での取り組みにおいては、以下のような取り組みなども積極的に実施されています(※8)。
・環境配慮型製品の開発
・従業員への環境教育
※7参照:環境省|我が国の温室効果ガス排出量 及び炭素・エネルギー生産性の現状等
※8参照:環境省|環境省RE100の取組
各国、各企業が地球温暖化の進行を防ぐために、さまざまな施策を行っています。しかし、それだけでは地球温暖化の進行を防ぐことは難しく、一人ひとりの行動の変化が必要です。
とはいえ、地球温暖化の解決策として何から始めればいいのかわからない方も多いでしょう。ここでは、個人でできる地球温暖化解決策を6つ紹介します。
個人でできる地球温暖化解決策としてまっさきに挙げられるのが「節電・節水」です。電気や水道、ガスなどのエネルギー源の使用を控えることで、CO2削減に大きく貢献できます。たとえば、以下のような施策が効果的です。
・使用していない部屋の電気はこまめに切る
・家電の待機電源を切る
・冷蔵庫の出力を抑える
・消費電力の大きな家電の使用を控える
・水道水を出しっぱなしにしない
・お風呂の水を洗濯物に使用する
節電・節水は今日からできる解決策の一つです。自宅でも職場でもどこでも実施できるので、心がけてみてはいかがでしょうか。
一人ひとりが車を使って移動すると、その分CO2排出量が増加します。そのため、移動する際は、一回で多くの人数を運べる公共交通機関を使用しましょう。
全員が電車やバスを利用することで、車からのCO2排出を抑え、結果的に地球温暖化対策につながります。地方などは、電車の本数が少なく車移動が主流ですが、利用できるときはなるべく公共交通機関の利用を心がけましょう。
フードロスは、おもに先進国で問題視されている地球温暖化の大きな原因の一つです。ロスになった食べ物の多くは生ごみとして焼却されるため、大量のCO2を排出します。
2021年7月に世界自然保護基金(WWF)から発表された報告書(※9)では、全世界で25億tのフードロスが発生していることがわかっています。国連食糧農業機関(FAO)が2011年に発表した報告では推定値13億tであったため、年々増加していることがわかります。
フードロスは、単純な食物のロスではなく、加工や販売店への運搬など、さまざまなエネルギーを無駄にすることでもあります。「食」は私たち人間が生きていくうえで欠かせない存在です。普段からフードロスには気を付け、地球温暖化対策に貢献しましょう。
※9参照:これまでの推定より10億トン以上多くの食品が廃棄されており、温室効果ガス排出量全体の10%を占めている | WWF
近年ではレジ袋の有料化をはじめ、プラスチック商品の廃棄量を削減する動きが活発化しています。プラスチックは、生産工程でCO2を排出するだけではなく、分解されずに海に流され環境汚染の原因にもなっています。
これを「マイクロプラスチック汚染問題」と呼び、海の生態系バランスを崩す原因の一つです。生態系の変化は、巡り巡って人間にも影響を与えます。環境汚染・地球温暖化を進行させないためにもプラスチック商品の廃棄・購入を控えるようにしましょう。
地球温暖化の解決策では、リサイクルも効果的です。使わなくなったものをゴミとして捨てるのではなく、リサイクルして別の用途で使用する。これだけで、ゴミの焼却量が減り、CO2排出の削減につながります。
・リデュース
・リユース
・リサイクル
この3つをあわせて3Rと言われますが、それ以外にも壊れたものを修理する
・リペア
・リメイク
などを合わせた5Rを心がけましょう。
私たちが日常生活で使用する製品の多くは、製造から廃棄までの過程でCO2を排出しています。そのため、環境負荷の少ない製品の選択は、個人でできる温暖化の解決策の一つです。
環境に配慮した製品を見分けるポイントとして、各種環境認証マークの確認があります。例えば、エコマークは環境保全に役立つと認められた製品に付けられる日本の代表的な環境ラベルです。その他にも、
・バイオマスマーク(生物由来の資源を使用)
・グリーンマーク(再生材料の利用)
・植物油インキマーク(環境負荷の少ない印刷)
など、製品の特徴に応じたさまざまな認証があります。また近年は、建築資材や舗装材などのインフラ製品でも、
・ヒートアイランド現象の緩和
・生態系への影響
を考慮して環境配慮型が選択されています。
私たち有限会社ECSテクノでは、地球温暖化に対し、弊社ができることから活動することで地球温暖化緩和に貢献いたします。
弊社の「エコクリーンソイル」は、環境負荷の軽減、とくに安全性を重視し、景観性向上等の観点からさまざまなところに適応し防草と自然土の質感等の特徴を発揮するように開発されています。
本製品は、厳選された良質な天然の真砂土を主成分としている、環境に配慮した新しい土系舗装材。この製品の特徴としては以下が挙げられます。
・見た目の自然さ
・緩やかな透水性
・強い保水力も有する
・雨水による水たまりができにくい
・土壌の乾燥を防ぎ樹木に対して安定した水環境を与える効果
温暖化対策の面では、保水した素材からの水分蒸発による冷却効果により、コンクリートやアスファルトと異なる自然に近い温度抑制効果を発揮できます。
一番の解決策として挙げられる「脱炭素社会」の実現には、二酸化炭素の排出を抑える必要があります。電化製品を動かすためのエネルギーやゴミの燃焼、または車の排気ガスなど、私たちの生活の中では多くの二酸化炭素が排出されています。そのため、
・節電
・節水
・エコバッグの持参
など、一人ひとりが心掛けることで、地球温暖化の緩和に貢献できるはずです。まずは、普段の生活を見直すところから始めましょう。
<h2>◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介</h2>
土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。
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<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/fd30cc69a407ec4d7b0a90ba7678c341.pdf">◆エコクリーンソイル カタログ2023ダウンロード!カタログ画像orこちらの青文字をクリック!!</a></h4>
<a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/fd30cc69a407ec4d7b0a90ba7678c341.pdf"><img src="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/0870b0729ef19e5044c99c3f940aec1d.png" alt="" width="612" height="863" class="alignleft size-full wp-image-1546" /></a>
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<h4>◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について</h4>
使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度
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<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/showcase/">◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!</a></h4>
活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。
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<h4>◆エコクリーンソイルの登録評価について</h4>
エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。
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<strong>・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り</strong>
<strong>・東京都建設局新技術登録NO.1001003</strong>
<strong>・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051</strong>
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エコクリーンソイルは、<strong>建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法</strong>に掲載しております。
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<h4>◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。</h4>
弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。
エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。
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その他、<strong>エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)</strong>などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。