おしゃれな外構駐車場を作るのは?必要な費用と安く抑える方法

更新日:2024年1月10日


外構工事の中でも、もっとも費用がかかる駐車場。そのため、「外構駐車場を作りたいけど、外構工事費用が気になって手を付けられない…。」と悩んでいる方も多いはずです。そこで、この記事では

 

・外構駐車場のパターン
・外構駐車場の主な舗装方法
・工事費用を抑えながらおしゃれに仕上げるアイデア

 

について、詳しく解説していきます。どうすれば安くおしゃれに外構駐車場を作れるか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

外構駐車場3つのパターン

外構駐車場の工事を検討する前に、駐車場の種類を知っておく必要があります。一般的な駐車場の種類と工事費用の相場は、以下のとおりです。

 

種類 費用相場
オープンタイプ 車1台分(幅2.5m、長さ5m程度)で4万円~
カーポートタイプ 車1台分(幅2.5m、長さ5m程度)で20万円~
ガレージタイプ 車1~2台分のガレージで100万円~

 

駐車場の種類によって、特徴や工事費用が異なります。それぞれの特徴を紹介するので、頭に入れておきましょう。

オープンタイプ

オープンタイプとは、コンクリートで舗装する駐車場のことで、これから紹介する「カーポートタイプ」「ガレージタイプ」と比べて安く工事できるのが大きなメリットです。

 

しかし、オープンタイプは壁や屋根がなく、雨や雪の日は車が雨ざらしになるのがデメリット。降雪地域では車に雪が積もってしまう可能性もあるので、オープンタイプの駐車場を作る際は注意が必要です。

 

工事費用は、車1台分(幅2.5m、長さ5m程度)で4万円~が相場になります。

カーポートタイプ

カーポートタイプとは、柱や屋根で作られたカーポートを設置する駐車場のことで、屋根がある分雨風や雪などの影響を受けにくいのが特徴です。

 

ただし、カーポートタイプは柱があるため、車を買い替えるときなどが注意しなければなりません。例えば、軽自動車に乗っているときにカーポートタイプの駐車場を作ったとします。その後、子供が生まれて大きなファミリーカーに買い替えると、軽自動車用のサイズでカーポート駐車場を作っていると入らなくなってしまう可能性があります。そのため、カーポートタイプの駐車場を作る際は、将来性を見越してゆとりあるサイズ感で作ることをおすすめします。

 

工事費用は、車1台分(幅2.5m、長さ5m程度)で20万円~が相場です。

ガレージタイプ

ガレージタイプはその名の通りで、屋根や壁がついていて、開閉式のシャッターがついているのが一般的です。車が完全に守られているので雨風による影響の心配がなく、防犯対策としても有効なタイプなので、セキュリティ面を強化したい人にはおすすめです。

 

しかし、強固な作り故、工事費用が高く、車1~2台分のガレージで100万円を超えることもあるので注意しましょう。

 

外構駐車場の舗装方法

外構駐車場に使われる舗装の種類は、いくつかあります。一般的に駐車場に使われることも多い舗装の種類は、以下の5つです。

 

舗装の種類 メリット デメリット
砂利 ・費用が安い
・水はけがいい
・落ち葉や雑草の掃除がしづらい
アスファルト ・費用が安い
・施工期間が短い
・耐久性はやや低い
・ヒートアイランド現象につながる
コンクリート ・耐久性に優れている
・メンテナンスがラク
・工事費用が高い
・施工が複雑で期間が長い
芝生 ・費用が安い(天然芝)
・一年中きれいな緑色(人工芝)
・耐久性が低い(天然芝)
・費用が高い(人工芝)
インターロッキングブロック ・カラーバリエーションが豊富でアレンジしやすい ・費用はピンキリ

 

それぞれにメリット・デメリットがあるため、目的や状況に応じて選択する必要があります。ここでは、それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。

砂利

砂利は費用が安く、熱がこもりにくいという特徴があります。また、水はけもいいので、雨が降っても水たまりができることがありません。

 

その分、落ち葉や雑草などの掃除がしづらいというデメリットがありますが、費用を安く外構駐車場を作りたい方にはおすすめです。

アスファルト

アスファルトは、一般的な道路にも使用されているほど、日本ではメジャーな舗装方法です。クッション性があって歩きやすいのが特徴で、コンクリート舗装に比べて費用が安く、施工期間も短くなります。そのため、広い範囲の駐車場を舗装する際におすすめです。

 

しかし、アスファルトは、熱を吸収して表面温度が上がりやすいというデメリットがあります。夏の期間はヒートアイランド現象の原因にもつながるので注意が必要です。

コンクリート

セメントと砕石と水で混ぜて作られたコンクリートは、耐久性に優れ、メンテナンスがほとんど必要ないので維持管理もラクです。そのため、一般家庭以外でもビルや商業施設などで使われていますが、工事費用は高額になるのがネック。しっかりした駐車場を作りたい方にはおすすめだが、費用を安く抑えたい場合はこの後紹介する「費用を安く抑えるアイデア」を参考にしてみてください。

芝生

芝生には「天然」と「人工」があり、それぞれでメリット・デメリットがあります。

 

天然芝や費用が安い反面、メンテナンスをする必要があり耐久性にも優れていません。一方、人工芝は費用が高くタイヤの重さで劣化する恐れがありますが、一年中キレイな緑を楽しめメンテナンスの必要がありません。どちらがいいかは人それぞれですが、芝生を使用する際は自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。

インターロッキングブロック

インターロッキングブロックとは、コンクリート製のブロックのことです。特徴はカラーバリエーションが豊富なことで、組み合わせ次第で多種多様なアレンジができます。そのため、周りとは違う個性を出したり、少しおしゃれにしたりもできるので、景観もよくなるでしょう。

 

費用はカラーによってピンキリですが、相場は1平米あたり1万円以上です。

 

おしゃれだけど!外構工事の費用を抑える3つのアイデア

「外構駐車場をおしゃれにしたい!…でも工事費用は安く抑えたい…」

 

そう思っている方は多いはずです。おしゃれしながら工事費用を安く抑えるというのは夢物語のように思えますが、アイデア次第では十分可能なので、そのアイデアを3つ紹介していきます。

タイヤが乗る部分のみコンクリートにする

基本的に、駐車場はコンクリートで固めるのが一般的ですが、コンクリートは面積に応じて費用が高くなります。そのため、タイヤが乗る部分のみをコンクリートにして、それ以外の場所は芝生や砂利にすることで工事費用を少し安くすることができます。

 

また、コンクリートのみの駐車場とは違い、芝生の緑や砂利の色が合わさることで見た目もおしゃれになるのでおすすめです。

駐車場の手前にデザインを入れる

駐車場一面をコンクリートで仕上げると、少し殺風景になることがあります。そんな時は、駐車場の前、つまり道路側を外構工事するだけで簡単におしゃれな駐車場に仕上がります。駐車場自体は、車が乗ると見えなくなってしまいますが、駐車場の前はずっと見える位置になります。そのため、駐車場の前にレンガやブロックを敷き詰めて、おしゃれに彩るのもひとつです。

DIYで駐車場を作る

駐車場の外構工事を専門業者に依頼すると、数十万円かかってしまいます。そのため、工事費用を安く抑える一番の方法はDIYで駐車場を作ることです。コンクリート工事は素人では難しいですが、ブロックやレンガの敷き詰め、芝生を敷くなどは初心者でも簡単にできる作業です。

 

また、セキュリティを強化したい場合はフェンスを設置するなども良いでしょう。

 

外構駐車場におすすめ!自然土系舗装材「エコクリーンソイル」

外構駐車場の工事で

 

「自然な風合いにしたい」

「環境のことを考えたい」

 

などと考えている方は、弊社の「自然土系舗装材エコクリーンソイル」がおすすめです。エコクリーンソイルのおもな特徴は、以下のとおりです。

 

・自然環境と調和しやすい

・除草剤を使用しないのに防草効果がある

・環境にやさしい

 

エコクリーンソイルは、土系舗装のため、自然環境に調和し周囲によくなじみます。土系舗装は景観性が高いうえに工事が簡単なので、手間なく外構工事をしたい方におすすめです。また、弊社のエコクリーンソイルは、防草効果があります。そのため、除草剤を使わずに雑草対策もできるので、日々のメンテナンスもかなりラクになります。そして、エコクリーンソイルは、ヒートアイランド現象の緩和など、環境にも優しい素材です。外構駐車場の工事の際は、ぜひご検討ください。

 

まとめ

外構駐車場には主に3つのタイプがあり、

 

・オープンタイプ
・カーポートタイプ
・ガレージタイプ

 

に分類されます。それぞれに特徴があり、工事費用も異なるので、自分に合った駐車場を選択することが重要です。また、駐車場には砂利やコンクリート、芝生などの舗装方法があるので、見た目や強度などを考えて選ぶと良いでしょう。おしゃれに仕上げながら、外構駐車場の工事費用を安くしたい方は、この記事で紹介した3つのアイデアを参考にしてみてください。

◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介

土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。

エコクリーンソイル

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使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度

◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!

活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。

◆エコクリーンソイルの登録評価について

エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。

・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り
・東京都建設局新技術登録NO.1001003
・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051

エコクリーンソイルは、建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法に掲載しております。

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弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。

エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。

その他、エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。

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投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

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