更新日:2023年11月11日
人が暮らしやすいよう開発されるほど、緑が少なくなる現代。
特に都市部では緑が減り様々な問題が起こるため、国をはじめ行政や企業などが都市の緑化の推進に取り組んでいます。
本記事では、都市緑化とは何か・緑化の効果・デメリットなどを紹介します。
「都市を緑化することでどのような効果を得られる?」
「リスクはあるの?」
「どんな風にしたらいいの?」
などと疑問に思っている人は、ぜひ参考にして下さいね。
都市緑化とは、都市に草や木などの植物を植え、緑を増やすこと。
そして、その後の成長するように育成を管理をすることを指します。
都市部では人口が増加し続け、緑地だった場所が廃発され、都市の緑が減少してしまいました。
緑が減少することで都市部の気温が高くなってしまうヒートアイランド現象の原因に。
そこで、失われた緑を取り戻そうと、都市に緑を増やす活動を推奨しています。
都市を緑化することで得られる効果は以下の5つがあります。
これらを詳しく紹介します。
都市緑化に力を入れると、ヒートアイランド現象が緩和するなど都市気候の改善に繋がります。
大気汚染や人工熱の放出によって起こる都市気候ですが、建物の屋上や壁面に緑を取り入れることで、屋内の温度の抑制や、屋外の温度上昇の緩和に。
国土交通省の霞が関官庁街の屋上では、平成12年から屋上緑化の整備が進められています。
(国土交通省「霞が関官庁街における建物の緑化の現状について」より)
屋上緑化をしている部分と、そうでない部分では温度差ができ、最大で17,8℃の差が見られました。
このデータから分かるとおり、緑化をすることで周辺の気温が下がることがはっきりと分かります。
建築物に壁面緑化や屋上緑化をすることは、建物の保護効果に繋がります。
建築物は紫外線や酸性雨に当たり、温度変化によって起こる膨張や縮小が起こることが劣化の原因に。
しかし植物があることで紫外線・酸性雨・温度変化などの影響を緩和することができます。
屋上や壁面を緑化することで、建築物を保護することができ劣化の軽減になります。
緑化をすることは冷暖房の節約になります。
ビルなどの建築物の屋上や壁面に緑化をすることで太陽を遮るため、断熱性が向上。
夏は気温上昇を抑えることができ、冬は室内の温度が外に逃げるのを防ぐ保温効果があります。
さらに、植物の蒸散作用によって周囲の熱を奪うため、夏の場合は涼しさも感じられるでしょう。
緑化は集客効果や宣伝効果になります。
緑化をした場所が癒しの空間となると、人が集まりやすくなります。
さらに話題性が高くなるため、その場所の宣伝に。
緑化をすることで集客や宣伝になるため、企業へのメリットとなるでしょう。
緑化をすることで都市の快適性が向上します。
建築物が多い都市部でも緑がある場所では、自然を感じることで爽快感や安心感を得られます。
安らぎ・精神的にリラックスできるなどの心理的効果があるため、より住みやすい街にするためにも都市の緑化は必要です。
都市の緑化には多くのメリットがありましたが、デメリットもあります。
これらのデメリットも踏まえた上で緑化の計画を進めましょう。
緑化をするには建物への負担がかかります。
植物を植えるには土や水が必要。
例えば屋上緑化をする場合、屋上に植物・土・水の重さがのしかかるため、その重さが建物への負担となります。
建物へ乗せる重さは上限が決められているため、緑化をしようと考えている場合はまずは「積載荷重条件」を確認しましょう。
緑化をするには初期投資はもちろん、完成した後に維持費もかかります。
初期投資としては、土や植物などにの費用の他に、建物内へ水や根が入らないよう防水や耐根対策の費用が必要となります。
維持費としては、水やり、枯れた部分の植え替えなどのお世話に必要な費用。
その他には、落ち葉の回収、害虫駆除、病気など緑化を管理するための維持費用がかかります。
緑化を続けるのは費用がかかりますので、始める前にコスト面の計画をしっかりと立てましょう。
植物を植えた後は定期的にメンテナンスが必要です。
植物の成長を元気に長い期間楽しむためには、定期的に水をあげたり成長のためには肥料を上げるなど手間がかかります。
メンテナンスを怠り、そのまま放置していると周辺の施設を損傷してしまうことがあるので重要な項目です。
また、景観を維持するためにも必要ですよ。
都市緑化でよく使われるデザイン事例は、以下の3つです。
1.屋上緑化
2.壁面緑化
3.室内緑化
都市緑化は、単純に緑を増やせばいいというわけではなく、景観を損ねないデザイン性も重要です。それぞれの緑化について、詳しく解説していきます。
屋上緑化は、その名のとおり建物の屋上を緑化することです。大型ショッピングモールなどの商業施設だけでなく、近年では小学校なども屋上緑化を取り入れています。
屋上緑化の特徴は、使用する植栽で雰囲気をガラッと変えられること。たとえば、1年中緑を楽しみたい場合は、シラカシ・キンモクセイなどの「常緑樹」を使用するのがベスト。反対に、夏は木陰を作り、冬場は日差しを確保したい場合は、サクラ・イチョウなどの「落葉樹」がおすすめです。
目的や訪れる人の特徴に合わせて、植栽を検討しましょう。
壁面緑化は、商業施設などに使われているもので、大きく2種類あります。
・フレームタイプ
・プランタータイプ
フレームタイプは、使用できる植栽が豊富で、より緑化を強調できます。対して、プランタータイプは建物の外壁デザインを活かして緑化できるのが特徴です。壁面緑化は、さまざまな種類があるため、専門業者に相談するとよいでしょう。
室内緑化で多く使われているのは「観葉植物」です。観葉植物は、種類や設置方法を変えるだけで、雰囲気や効果が変わります。たとえば、葉の丸い広葉樹は、穏やかで柔らかい雰囲気を出し、針葉樹はスタイリッシュでクールな印象になります。
また、観葉植物の鉢植えの色やデザインを変えるだけでも、得られる効果が変わるので、試してみてください。
都市緑化だけに限らず、個人でも緑化活動を行うことが可能です。たとえば、マンションやアパートに住んでいる人は、ベランダにプランター置くのもひとつです。プランターであれば、水やりもラクで管理もしやすいでしょう。
また、戸建て住宅に住んでいる人は、ベランダや庭でガーデニングするのもおすすめです。ベランダや庭に緑が少し増えるだけでも、敷地内の緑化率は向上します。小さなことかもしれませんが、確実に都市緑化に貢献しているといえます。
緑化にはデメリットもありましたが、まずは緑化をした後、管理が楽な部分から考えてみるのはいかがでしょうか?
弊社から販売している舗装材「エコクリーンソイル」は、1度施工すると植物より手間がかからないため、メンテナンス費用の節約になるでしょう。
保水した素材から水分蒸発による冷却効果により、コンクリートやアスファルトと異なる自然に近い温度抑制効果を発揮する事が出来るため、ヒートアイランド現象の緩和のお役に立つことができますよ。
弊社の「エコクリーンソイル」は、天然の真砂土と自然の原料を使用した無機系の固化剤からできている舗装材です。
毒物・危険物に該当するようなものは一切含まれておらず、環境や人体に影響がないため安心して使用していただけます。
エコクリーンソイルを使用するメリットは、以下が挙げられます。
使用後は製品を砕いて土に還すことができるため産廃処理が発生せず、資源のリサイクルとなります。
エコクリーンソイルは、自然な景観性を有しているので、建物周りや敷地内の遊歩道などで使用されることが多く、快適な空間の創出に繋がります。
実際の活用事例を紹介します。
公共工事の多くで使用して頂いている事例は、以下が挙げられます。
個人や民間で依頼頂く中では以下の活用事例が挙げられます。
都市緑化とは何か、緑化の効果、デメリットを紹介しました。
都市部では人口が増加し続け、緑地だった場所が廃発され、都市の緑が減少しています。
そこで失われた緑を取り戻そうと、都市に緑を増やす活動を推奨しています。
都市緑化をすることで、以下の効果を得ることができます。
また、デメリットがあることも知っておくことで、継続して緑化を行うことができるでしょう。
メンテナンスのことを考えた場合は、施工後の手間がかからない舗装材「エコクリーンソイル」の使用から考えてみて下さいね。
<h2>◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介</h2>
土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。
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<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/fd30cc69a407ec4d7b0a90ba7678c341.pdf">◆エコクリーンソイル カタログ2023ダウンロード!カタログ画像orこちらの青文字をクリック!!</a></h4>
<a href="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/fd30cc69a407ec4d7b0a90ba7678c341.pdf"><img src="https://www.ecocleansoil.jp/wp-content/uploads/2023/11/0870b0729ef19e5044c99c3f940aec1d.png" alt="" width="612" height="863" class="alignleft size-full wp-image-1546" /></a>
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<h4>◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について</h4>
使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度
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<h4><a href="https://www.ecocleansoil.jp/showcase/">◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!</a></h4>
活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。
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<h4>◆エコクリーンソイルの登録評価について</h4>
エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。
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<strong>・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り</strong>
<strong>・東京都建設局新技術登録NO.1001003</strong>
<strong>・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051</strong>
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エコクリーンソイルは、<strong>建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法</strong>に掲載しております。
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<h4>◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。</h4>
弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。
エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。
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その他、<strong>エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)</strong>などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。