外構DIYのメリット・デメリットや外構DIYの具体例を紹介

更新日:2023年5月21日


外構DIYできるという話を聞くと

「自分の手でオリジナルの外構にしたい!」

「専門業者へ頼むのは高いし、挑戦してみようかな・・・?」

などと思うでしょう。

本記事では、外構DIYのメリット・デメリットや、外構DIYの具体例を紹介します。

この記事を読むことで、自分でできる範囲や専門業者との違いを知ることができ、専門業者へ頼む基準の参考になるでしょう。

これから始めようと考えている方はぜひ、参考にして下さいね。

 

外構DIYをする3つのメリット

自分で手掛けるからこそ良い点は様々。

外構DIYをするメリット3つを紹介します。

費用の削減!工事費用を節約することができる

外構DIYをするメリットでやはり第一に挙げられるのは、工事にかかるお金です。

業者に頼む場合、工事費用の多くは人件費を占めるため割高になりますが、自分でDIYをする場合は人件費がかならない分、費用を最低限に抑えることができます。

外構費用を節約したい人に向いているでしょう。

オリジナルの外構に!自分好みの仕上がりにできる

外構DIYは、材料選びからこだわることができるため自宅の雰囲気に合ったオリジナルの仕上がりにすることができます。

業者へ依頼をする場合選べる素材の種類が少なかったり、自分の理想の形を伝えるのは難しいため、思っている形を完璧に再現してもらうのは難しいです。

自分でDIYすると、納得のいくまでこだわることができるので完成度が高くなるでしょう。

また、既製品を使い、ひと手間アレンジを加えるだけでも雰囲気がガラリと変わりますよ。

すぐに作業を始めることができる

外構DIYでは、専門業者を探す手間や、工事が着工するまでの期間が無いため今すぐに作業を始めることができます。

場合によっては業者へ頼むよりも早く、今の状況を改善することがでるでしょう。

出勤前の朝のちょっとした時間などを有効に活用できると完成も早いです。

 

専門の業者に頼む基準はこれ!外構DIYに潜む3つのデメリット

外構DIYをする場合はメリットばかりではなくデメリットもあります。

以下のようなデメリットは、専門の業者へ依頼をする基準に繋がりますので、ぜひ参考にして下さいね。

大がかりな基礎工事が必要な場合は安全性や耐久性に欠ける

大がかりな基礎工事が必要な場合は難易度が上がり、安全性や耐久性が欠けます。

普段慣れていない素人には現場に対応した基礎工事をするのは難しいですし、危険を多く伴うことも多くなります。

基礎工事をしっかりできていなければ壊れやすく、周りへの被害に繋がることもあるため注意が必要です。

また、自分でやってみたけど、結局は業者へ頼まなければいけない状況になってしまった・・・なんてこともあるでしょう。

どうしても自分で外構を手掛けたいと言う場合は、基礎工事だけ専門の業者へ依頼するのは一つの手です。

仕上がりは綺麗になるとは限らない

DIYでは必ずしも綺麗に仕上がるとは限らないです。

自分で作業をする場合、サイズが合わなかったり、計画段階では想像つかないアクシデントが起こることがあるため仕上がりが綺麗になるとは限りません。

一方で専門の業者へ依頼すると、仕上がりはとても綺麗。

綺麗な仕上がりを求めている場合や、大がかりな工事になりそうな場合は始めから専門の業者への依頼を考えておきましょう。

時間がかかってしまう

自分で外構DIYをする場合、完成までにかかる時間は長いです。

慣れない作業に加え、計画通りに進むとは限らないためDIYでは想像以上に時間がかかります。

専門の業者に頼むと数日で終わる作業が、DIYでは数週間~数か月かかってしまうことも。

多くの方はDIYにまとまった作業時間を取れないと思いますので、作業期間は計画段階から長くみておきましょう。

また、短期間で済ませないと全体のバランスが取れなくなって後悔をすることもあるため、無理をしないことが大切です。

初心者がやってはいけない外構DIY

外構DIYの中には、初心者が手を付けないほうがいい作業もあります。

それがこちらの2つ。

・専門知識が必要な作業
・やり直しがきかない作業

専門知識が必要な作業

外構DIYの中には、防水や構造などを理解してないとできない作業があり、初心者がDIYするのはとても危険です。

例えば、ブロック積みなどは建築基準法を理解する必要があり、初心者がDIYするのは難しいといえます。

また、水道や電気系統の外構DIYは、給水管引込工事や電気工事士などの資格が必要になるケースもあるので注意しましょう。

やり直しがきかない作業

やり直しがきかない一発勝負の外構DIYも、初心者は手を出さないことをおすすめします。

例えば、塗り壁やタイル貼りなどは一見簡単そうに見えますが、プロの職人さんでも美しく仕上げるのは熟練の技が必要なほどです。

万が一、失敗すると剥がすのも大変ですし、逆にお金がかかってしまう可能性もあります。

外構DIYする場合は、初心者でも出来るかどうかを考えてから行うようにしましょう。

とりあえず何かをやってみたい!自分でできるDIYを紹介

自分でできるDIYにはどんな種類があるかを紹介します。

  • ・植栽
  • ・砂利・レンガ・タイル・枕木などを敷く
  • ・芝(天然芝・人工芝)を敷く
  • ・門扉を変える
  • ・フェンスの設置
  • ・カーポートの設置
  • ・駐車場や自転車置き場を設置

これらには簡単にできるDIYもありますが、DIYをする場所や使用するアイテムによって自分で仕上げるのは難しくなります。

 

外構DIYの具体例3箇所を紹介

外構工事を考えている場合は、以下のような挑戦をしようと考えることが多いと思います。

ここでは代表的な外構DIYの施術例を紹介します。

駐車場

駐車場の外構をDIYしたいと考える方も多いでしょう。

駐車場の外構DIYは、作業内容にもよりますが、比較的簡単にできる作業が多く初心者向けといえます。

例えば、以下の素材であればDIYに不慣れな方でも、問題なくできるでしょう。

  • 砂利
  • ・敷石
  • ・枕木
  • ・芝生
  • ・レンガ
  • ・タイル

ただし、駐車場のコンクリート工事などは専門的な技術が必要になるので、プロに任せることをおすすめします。

コンクリートは知識のない初心者が行うと、ひび割れや劣化の原因にもなりとても危険です。

どうしても駐車場の外構DIYをしたい場合は、タイヤの乗る部分だけはプロに任せて、周りだけをDIYするなど工夫するようにしましょう。

玄関アプローチ

玄関アプローチは、初心者でも出来る作業が多くおすすめです。

例えば、以下のような作業。

  • ・枕木を縦て、門柱に
  • ・レンガを敷いて通路をつくる
  • ・花や樹木を植える
  • ・ライトを設置する
  • ・アーチを設置する

玄関アプローチをDIYする際のコツは、土台をしっかり作り整地を行うことです。

しっかり整地しないと、枕木やレンガを置いたときに地面がボコボコするので注意しましょう。

玄関アプローチは種類も多く、さまざまな方法でおしゃれに仕上げることができるので、試してみてはいかがでしょうか。

フェンス

外構フェンスのDIYは、プライバシー保護のためにもやっておきたいですよね。

フェンスと聞くと難しそうに思えますが、簡易的なものであれば簡単に設置できます。

例えば、素人でも簡単に設置できる既製品や、必要な素材が一式セットになっていて組み立て式、または置くだけでOKな可動式フェンスなどがおすすめです。

ただし、地面が不安定な場合は、しっかり補強をして強度を確保する必要があります。

フェンスは隣家や道路に面する場所に設置することが多いため、トラブルが起きないよう事前に計画をしっかり立てましょう。

 

DIYはちょっと難しい・・・プロにお願いすべきパターンとは

素人ができるDIYには限度があります。

ここではプロに任せるべきDIYを紹介します。

DIYは安く済ませられることがメリットですが、完成度や安全面をよく考えて、DIYをするかの判断をしましょう。

カーポートやウッドデッキなどの大型の設備

カーポートやウッドデッキなどの大型の設備は、重量があるため難易度が高いです。

自分で〝できないことはない〟ですが・・・

  • ・大きいアイテムを動かすため危険
  • ・プロが組み立てることを前提に販売されているため完成度が低い

という問題があります。

作業は、管(ガス管や雨水管など)に注意しつつ基礎からしっかりと作業し、台風などで壊れないよう設置しなければいけません。

このように作業中と完成後の安全面を考えると、プロにお願いするべき箇所です。

高いフェンスやブロック塀など基礎工事が必要な場合

高いフェンスやブロック塀など、基礎工事が必要な場合もプロにお願いすることがおすすめです。

高いフェンスでは高さが出る分、強度が必要になるので基礎工事も大掛かりになります。

台風ほどの強風でも壊れないためには、地面に15〜50センチ以上埋め込む必要があります。

さらに、ブロック塀をDIYする場合も基礎工事が必要になり、コンクリートを使用するため多がりな作業が必要です。

重量があるため頑丈に設置できたように見えますが、素人がプロのように設置できることはできません。

台風や地震などの災害が起きてしまった時に、家族や通行人に怪我をさせてしてしまったら後悔するでしょう。

また、隣家との境界(境界ブロック)をDIYする場合も、プロにお願いすることをおすすめします。

DIYで設置したフェンスが隣家側に傾いてしまったり、見栄えが悪くなったと苦情がくるトラブルがある可能性があるためです。

駐車場の舗装など大掛かりな工程がある場合

駐車場・アプローチ・犬走りなどの舗装をする際もプロにお願いすることがおすすめです。

舗装工事の工程としては以下の手順があります。

整地→転圧→コンクリートなどを敷く→均一にならす

車のようにある程度の重さに耐えられるようにするには、このような工程が必要です。

舗装をする規模やその土地の状態によっては重機が必要になることもあるため、プロにお任せすることがおすすめ。

 

駐車場などの舗装を考えている場合は、弊社エコクリーンソイルの土系舗装(真砂土舗装)がおすすめです。

エコクリーンソイルを使用するメリットを紹介します。

  • ・適度な弾力があり「歩行性が高い」
  • 硬いため種子の発芽を防ぐことができ「防草効果抜群」
  • ・施工手順が簡単で「敷き均し⇒散水⇒養生」と作業性に優れている
  • ・使用後は製品を砕いて土に還すことができるため「資源のリサイクル」となる
  • ・毒物・危険物に該当するようなものは含まれておらず「人体や周辺の環境に害がない
  • ・保水性と浸水性を兼ね備えており、照り返しもないため「ヒートアイランド現象の対策」になる

安全性や利便性に優れている舗装材になりますので、安全な製品を求めている方におすすめな舗装材です。

施工事例は「こちら」から

 

まとめ

外構DIYのメリット・デメリットを紹介しました。

これらを知った上で外構DIYに挑戦する場合、まずは既製品をアレンジするなど簡単な作業から始めてみると良いでしょう。

ただし、自分でできるDIYには限度があり、大がかりな基礎工事が重要になる場合は無理をしないことが大切です。

この記事で紹介したことを参考に、あなたの家に似合う外構になる方法を考えてみて下さいね。

◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介

土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。

エコクリーンソイル

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◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について

使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度

◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!

活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。

◆エコクリーンソイルの登録評価について

エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。

・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り
・東京都建設局新技術登録NO.1001003
・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051

エコクリーンソイルは、建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法に掲載しております。

◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。

弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。

エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。

その他、エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。

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投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

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