サステナブルとは「持続可能な」という意味!取り組みや活動が必要な理由を解説

更新日:2022年7月15日


SDGsと深い関わりがあるサステナブル。

テレビやネットでもよく取り上げられており、耳にすることも多くなりました。

「そもそもサステナブルってどんな意味?」

「TVやネットでも話題になることが多いけど、サステナブルの何がいいの?」

「何かできることはある?」

などと疑問に思うことが多くあるでしょう。

本記事では、サステナブルについて詳しくを紹介します。

 

サステナブルとは「持続可能な」という意味がある

サステナブル(Sustainable)とは

  • ・sustain 持続する
  • ・able 〜できる

という言葉からできており、直訳すると「持続可能な」という意味を持っています。

 

似たような言葉としては、サステナビリティがあります。

サステナビリティとは名詞になり「持続可能性」という意味。

意味としてはサステナブルと大きな違いはありませんが、使う場面が少し違います。

 

サステナブルってどうゆうこと?取り組みや活動が必要な理由

サステナブルとは簡単に解説すると「持続可能な発展」な取り組みをすること。

つまり、人・環境・経済など様々な場面で、長期的な影響を考えて行動すること。

 

サステナブルな活動や取り組みが必要な理由としては、未来まで自然環境を壊さないよう限りある資源を大切にし、平和で豊かな生活を続けられるようにするためです。

人々が暮らしやすい世の中になるために便利なものが作られ豊かな暮らしになりましたが、一方で環境へ与える影響が大きな問題となりました。

これまでの経済を続けると、地球は持たなくなると考えられているのです。

 

例えば、これまででは大量生産・大量消費型の経済で、物を短いサイクルで使い捨てるため、大量のゴミを排出していました。

大量生産には資源が多く必要になりますし、ゴミが多いほど地球が汚れる原因に・・・。

これからは、経済の成長だけではなく、環境の保護も両立させる必要があるのです。

 

また、環境以外については、以下のような問題があります。

  • ・経済格差があることが「貧困問題」に
  • ・性や国などの違いから起こる「ジェンダーの問題」
  • ・不利な立場で働く人がいる「労働問題」

これらの問題を解決できるよう1人1人が考え、行動に移すことが大切です。

未来でも美しい地球が残り、平和に暮らし続けるためには、サステナブルな社会の実現を目指すことが必要不可欠です。

 

サステナブルの例とは何か?わかりやすく紹介

サステナブルの使われ方としては、以下のような例があります。

  • ・サステナブルフード
  • ・サステナブル商品
  • ・サステナブル素材
  • ・サステナブルファッション
  • ・サステナブルシティ

その他にも多くのサステナブルの使われ方があり、日常の生活の中で多くの関わりがあります。

例えば、買った食品は全て食べ切る、1つの服を長く着る、環境に配慮した素材を選ぶなどの行動をすることで、サステナブルを取り入れることができます。

 

その他にもあるサステナブル!私たちができることを紹介

私たちが日常生活の中に取り組みやすいサステナブルについてを紹介します。

省エネへの取り組み

省エネに取り組むと使用するエネルギーを最小限にすることができ、限りある資源がなくなることを防ぎます。

地球にある石油や石炭や天然ガスには限りがあります。

使う量を減らすことで、エネルギーを効率よく使用することができるのです。

例えば家庭でもできる省エネへの取り組みには、以下のことが挙げられますよ。

  • ・省エネ家電にする・・・使用するエネルギーの消費が少ない
  • ・使用していない電気のスイッチを切る・・・無駄な電力を使用しない
  • ・環境への配慮が考えられている製品を選ぶ・・・製造などの過程で環境への負担が少なく地球に優しい

今日からできることも多くあるので、実践してみてくださいね。

節水を心がける

蛇口をひねると出てくる水は、使用するまでには多くのエネルギーが使われています。

飲める状態にするには、様々な工程があるため、使う量を減らすことが環境のためになります。

水の使用無駄遣いをしないだけで、サステナブルな取り組みができるのです。

使っていないときは、出しっぱなしにしないよう気をつけましょうね。

公共の乗り物を使用する

移動は公共の乗り物に乗ることがサステナブルになります。

バス・電車・航空機などの公共交通機関は、1度に人を多く運べるためその分、二酸化炭素の排出量を減らすことができます。

また、それほど遠くない移動は、自転車を使用したり、徒歩で移動することがおすすめ。

健康にもなりますよ。

持続可能なエネルギーを使用する

石油や石炭などのエネルギーには限りがあるため、使用するエネルギーを再生可能なエネルギーにすることで排出される二酸化炭素を減らすことができます。

持続可能なエネルギーには、太陽光・風力・波力・地熱・バイオマスなど、他にも様々なエネルギーがあります。

自然から得ることができ、枯渇しないため永遠にエネルギーを得ることが可能に。

家庭でも太陽光発電、ペレットストーブ、住宅に地中熱を利用するなどを取り入れる住宅が増えてきていますよ。

フェアトレードの衣類を買う

フェアトレードという言葉、あまり聞き馴染みがない方も多いでしょう。

簡単に言うと、フェアトレードとは“発展途上国との貿易において、フェアなトレードをすることで、発展途上国の人々の生活を助ける”仕組みのことです。

フェアトレードの衣類を買うことで、ある国では雇用が生まれてお金を得ることができ、そのお金で子どもが教育を受けることができる。

普段身に付けている衣類には生産国が記載されていますが、フェアトレードの衣類には製造情報が詳しく記載されています。

他の国の人が作ったものが自分の手に渡る、そして自分が手にするまでのストーリーを知ることができる。

フェアトレードで買った衣類には、いつもより愛着がわきそうですね。

買い物の際はエコバッグを使用する

2020年7月1日から日本でもレジ袋が有料化になり、エコバックの使用率は上がってきています。

レジ袋はプラスチックの排出にもつながってしまうので、なるべくエコバックを持ち歩くようにしましょう。

今では、リサイクルなどの再生生地で作られたエコバックもあるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

マイボトルを持ち歩く

マイボトル、いわゆる水筒のようなものを持ち歩くのもサステナブルです。

マイボトルを持ち歩けば、ペットボトル飲料を買う機会が減るのでプラスチックごみの削減につながり、輸送で発生するCO2削減にもなります。

また、最近ではコーヒーを淹れる用のマイカップやマイタンブラーなども豊富にリリースされているので、ひとつ持っておくのも良いでしょう。

フードロス(食品ロス)をしない

日本のフードロス(食品ロス)は深刻な問題です。

世界の中でもフードロスの多い日本では、各個人のフードロスゼロへの意識が必要と言えるでしょう。

私たちが一番にできることは、賞味期限の近い食品から購入することです。

賞味期限とは、品質が変わらずに美味しく食べられる期間のこと。

ついつい賞味期限の遠いものを買ってしまいがちですが、すぐに使う食品であれば賞味期限が近いものから購入するようにしましょう。

最近では、賞味期限の近い食品を安く購入できるサイトもあるので、興味がある方はチェックしてみてください。

サステナブルラベルのついた食品を選ぶ

スーパーやコンビニなどで、原材料を見て「サステナブル」かどうかを判断するのは難しいですよね。

そこで、第三者機関の審査に合格した商品にはサステナブルラベルが貼られています。

サステナブルラベルと言ってもさまざまで、知らなければ見過ごしてしまうこともあるはずです。

代表的なサステナブルラベルはこちらです。

・有機JAS

・フェアトレード

・レインフォレスト・アライアンス

・MSC認証

・asc認証

・GOTS

・バイオマスマーク

・ヴィーガン認証

・クルエルティフリー

他にも課題別でさまざまなサステナブルラベルがあるので、食品を購入する際はぜひチェックしてみてください。

サステナブルに深い関わりがある「SDGs」や「ESG」について

SDGs、ESGについてを紹介します。

SDGsについて

SDGsとは、以下の英語の3つの頭文字を合わせた言葉です。

  • ・S(Sustainable)→持続可能な
  • ・D(Development)→発達
  • ・G(Goals)→目標

2015年から2030年までの開発目標として、国連で決められた国際指針。

地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを目指し、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として、大きく17のゴール(目標)が掲げられています。

目標1 : 貧困をなくそう
目標2 : 飢餓をゼロに
目標3 : すべての人に健康と福祉を
目標4 : 質の高い教育をみんなに
目標5 : ジェンダー平等を実現しよう
目標6 : 安全な水とトイレを世界中に
目標7 : エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標8 : 働きがいも経済成長も
目標9 : 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標10 : 人や国の不平等をなくそう
目標11 : 住み続けられるまちづくりを
目標12 : つくる責任つかう責任
目標13 : 気候変動に具体的な対策を
目標14 : 海の豊かさを守ろう
目標15 : 陸の豊かさも守ろう
目標16 : 平和と公正をすべての人に
目標17 : パートナーシップで目標を達成しよう

(総務省「持続可能な開発目標(SDGs)」より」

 

SDGsができた理由は、大きく分けて2つあります。

SDGsができる前、2015年までの目標として「MDGs(ミレニアム開発目標)」がありました。

MDGsには8つの目標があり、開発途上国向けの目標だったため、先進国が積極的に取り組めていませんでした。

そこでMDGsを目指す目標の中で出てきた問題や、達成できなかった問題を取り組めるように、新たにSDGsという目標ができました。

これには、発展途上国だけではなく先進国も課題に取り組もうという意識があります。

 

また、もう1つの理由としては、気候変動や貧困などが問題にあることです。

人がより生活しやすく便利な暮らしになる一方で、環境への影響も大きな問題になりました・・・。

地球温暖化や、貧困問題が例に挙げられます。

このままの活動を続けるのでは、未来も地球で住み続けるのは難しいという危機感からSDGsができました。

 

ESGについて

ESGとは、以下の英語の3つの頭文字を合わせた言葉です。

  • ・E(Environment)→環境
  • ・S(Social)→社会
  • ・G(Governance)→ガバナンス

企業が長期的に成長するために経営の視点において3つの観点が必要という考え。

ESGは、企業への投資に関係があり、投資をするかの判断基準の1つになっています。

企業の長期的な成長には利益ばかりを追求するのではなく、環境問題や社会問題への取り組みや、ガバナンスが関係するとという考えが広まっています。

そのため企業がESGに配慮した経営をすることで、信頼性やブランド力UPに繋がり企業のイメージアップに。

さらに、SDGsに貢献にもなりますよ。

 

サステナブルについてECSテクノができること

私たち有限会社ECSテクノでは、このSDGsに賛同し、弊社が出来る事から活動することで、SDGsの取組に貢献いたします。

弊社の「エコクリーンソイル」は、環境負荷の軽減、特に安全性を重視し、景観性向上等の観点から様々な所に適応し防草と自然土の質感等の特徴を発揮するように開発されています。

舗装材に土系舗装材を使用することで〝サステナブル(持続可能な発展)〟への取り組みに関わることができるでしょう。

 

本製品は、厳選された良質な天然の真砂土を主成分としている、環境に配慮した新しい土系舗装材。

この製品の特徴としては以下が挙げられます。

  • ・見た目の自然さ
  • ・緩やかな透水性
  • ・強い保水力も有する
  • ・雨水による水たまりが出来にくい
  • ・土壌の乾燥を防ぎ樹木に対して安定した水環境を与える効果

温暖化対策の面では、保水した素材からの水分蒸発による冷却効果により、コンクリートやアスファルトと異なる自然に近い温度抑制効果を発揮する事が出来ます。

 

まとめ

サステナブルについてを詳しく紹介しました。

サステナブルとは「sustain 持続する」「able 〜できる」という言葉からできており、直訳すると「持続可能な」という意味。

人・環境・経済など様々な場面で、長期的な影響を考えて行動することを指します。

サステナブルな活動や取り組みが必要な理由としては、未来まで自然環境を壊さないよう限りある資源を大切にし、平和で豊かな生活を続けられるようにするためです。

また、サステナブルにはSDGsやESGと関係があり、より良い世界を目指すために必要なことです。

次世代へ綺麗な地球を残すためにも、1人1人がサステナブルな取り組みを意識することが大切です。

 

◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介

土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。

エコクリーンソイル

◆エコクリーンソイル カタログ2023ダウンロード!カタログ画像orこちらの青文字をクリック!!

◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について

使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度

◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!

活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。

◆エコクリーンソイルの登録評価について

エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。

・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り
・東京都建設局新技術登録NO.1001003
・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051

エコクリーンソイルは、建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法に掲載しております。

◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。

弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。

エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。

その他、エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。

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投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

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