公園舗装におすすめの舗装工事とは?それぞれの特徴を詳しく解説

更新日:2023年8月3日


「公園の舗装をしたいけど、どの舗装工事が良いのか分からない……」
子どもからお年寄りまで、老若男女問わず使われる公園では、歩道の舗装がとても重要になります。
しかし、一口に舗装工事と言っても種類はたくさんあり、何が良いのか分からないという方も多いでしょう。
そこで、この記事では
・公園におすすめの舗装工事
・注目の環境にやさしい舗装材
などについて、詳しく解説していきます。
この記事を読めば、公園に最適な舗装の種類が分かり、みんなが安心して暮らせるまちづくりが可能になります。
公園舗装を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

公園舗装|歩道におすすめの舗装工事

舗装工事は、アスファルト舗装やコンクリート舗装が一般的ですが、他にも種類はたくさんあります。
ここでは、公園の歩道におすすめの舗装工事を紹介していきます。

アスファルト混合物舗装

一般道路にも使用されることの多い「アスファルト混合物舗装」
路床の上に、粒上材料(砕石、クラッシャラン)などを使用し、加熱アスファルト混合物で表面を施工する舗装方法です。
構造がシンプルなので、工事期間が短く、費用も安く済むのが特徴です。
また、プライムコート(アスファルト乳剤)を使用することで、路盤の防水性を向上されることもできます。
しかし、アスファルトは夏になると表面が高温になるのがデメリットです。

コンクリート系舗装

アスファルト舗装と同様に、一般的に使用されている「コンクリート系舗装」
コンクリート系舗装は、耐久性優れていることから、高速道路や交差点などの主要道路に使用されることが多いです。
また、アスファルト舗装とは違い、表面温度の上昇を抑えることができます。
しかし、工事費用が高く、追加工事が難しいのがデメリットです。

樹脂系舗装

路床の上に、基盤となるアスファルト舗装やコンクリート舗装を作り、その上に樹脂系混合物を敷き詰める舗装方法です。
樹脂系舗装は、顔料に着色した混合物を使用するため、景観を良くする着色舗装として使用されることが多いです。
しかし、樹脂系舗装は表面の強度が弱いこともり、車道ではなく歩道に向いている舗装方法といえるでしょう。

インターロッキングブロック舗装

ブロック系舗装の中でも「インターロッキングブロック舗装」は、公園の歩道におすすめです。
最大の特徴は、強度の高さ。
また、インターロッキングブロックにはさまざまな形状があり、寸法や色調も豊富なため、組み合わせ次第で数多くのパターンを作ることが可能です。
そのため、歩道から駐車場まで幅広い場所に向いている舗装方法といえます。

タイル舗装・天然石舗装

タイル舗装や天然石舗装は「2層構造系舗装」とも呼ばれ、アスファルト舗装やコンクリート舗装の上に、タイルや天然石を貼り付ける舗装方法です。
タイル舗装や天然石舗装の特徴は、デザイン性が高く、公園の景観が良くなること。
さらに、天然石舗装は耐久性にも優れているため、歩道はもちろん駐車場や軽車道の舗装にも適しています。

土系舗装

土系舗装は、自然の土を使用するため、適度な弾力性と衝撃吸収性があります。
そのため、子どもやお年寄りも歩きやすく、公園の歩道や園路によく使われています。
また、アスファルト舗装は夏になると表面温度が上がり、ヒートアイランド現象にもつながりますが、土系舗装は表面温度の上昇を抑えるため、環境対策としても注目を集めています。
環境に配慮した公園作りを目指している方は、土系舗装を検討してみてはいかがでしょうか。

環境に優しい舗装材!土系舗装(真砂土舗装)エコクリーンソイル

先程は環境に配慮したアスファルト舗装を紹介しましたが、環境を配慮した舗装材としてはアスファルトを使用しない土系舗装(真砂土舗装)も注目を浴びています。
弊社で取り扱っているエコクリーンソイルは土系舗装材を販売して20年と長く、日本でも1番2番の歴史がある製品です。
主成分は天然の真砂土と自然の原料を使用した無機系の固化剤からできているため
・優れた保水性
・人体や周囲の環境に害がない
・見た目が自然の土の色のため、周囲の環境に馴染み景観性が高い
・土からできているため適度な弾力性があり歩行性が高い
・施工手順が簡単で「敷き均し⇒散水⇒養生」と作業性に優れている
などのメリットが挙げられます。
また、硬いため種子の発芽を防ぐことができ防草効果抜群。
薬剤を使用しない防草材料としての使い道もあります。

まとめ

舗装工事の種類が数多くありますが、公園におすすめの舗装は以下のとおりです。
・アスファルト混合物舗装
・コンクリート系舗装
・樹脂系舗装
・インターロッキングブロック舗装
・タイル・天然石舗装
・土系舗装
それぞれにメリット、デメリットがあるため、自分の公園に合った舗装を選んでみてください。
また、最近ではヒートアイランド現象による地球温暖化問題も加速しています。
表面温度が高温になりやすいアスファルト舗装などは、地球温暖化を進行される原因でもあるので、可能であれば環境に配慮した公園作りを目指しましょう。
土系舗装で有名な「真砂土舗装」について、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介

土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。

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使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
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厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度

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活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。

◆エコクリーンソイルの登録評価について

エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。

・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り
・東京都建設局新技術登録NO.1001003
・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051

エコクリーンソイルは、建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法に掲載しております。

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弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。

エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
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投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

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