SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)とは、17の目標について、分かりやすくご紹介

更新日:2021年7月12日


『SDGs(エスディージーズ)』について、最近よく耳にする機会が増えてきましたが、業界によってはまだまだ認知度は低く、知らない方もまだまだ多くいます。
今回は、SDGsの掲げる目標と取り組みについて解説するとともに、弊社としても何が出来るのかを考え、積極的に取り組んでいく所存です。
まずは、SDGsとは何かを知りましょう。
 

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)とは

「SDGs(エスディージーズ)」は「Sustainable」「Development」「Goals」 = 持続可能な開発目標 
上記を省略し、SDGs(エスディージーズ)と呼ばれています。
2015年から2030年までの開発目標として、国連で決められた国際指針であり、発展途上国のみではなく、先進国が率先して取り組む国際社会共通の目標です。
下記、外務省HPより参照しております。
 

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

〈参考文献〉外務省「SDGsとは?」(URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html 閲覧日:2020/3/17)

 
また国際連合広報センターのHPでは、既述した150ヶ国以上の加盟国首脳のもと採択されました「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」の成果文書も公開しております。
「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」(英語[別窓][PDF])
「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」(日本語(外務省仮訳)[PDF])
〈参考文献〉国際連合広報センター「2030アジェンダ」(URL:https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/ 閲覧日:2020/5/7)

 

SDGs(エスディージーズ 持続可能な開発目標)の前身である、MDGs(エムディージーズ ミレニアム開発目標)の8つの目標を知ろう!

SDGsの目標は突然発表された訳ではなく、2000年からミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)が定められました。
2000年ニューヨークにて開催された国連サミットで採択され、2015年までの目標として、「世界の貧困や飢餓の撲滅」「HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止」などを対象に大きく8項目の目標を掲げ、成果を挙げてきました。
MDGsは8つの目標から出来ており、2000年からどのような目標を掲げられていたのかを知っておきましょう。
下記、外務省のHPより、参照しております。
 

 
目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
目標2:初等教育の完全普及の達成
目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
目標4:乳幼児死亡率の削減
目標5:妊産婦の健康の改善
目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
目標7:環境の持続可能性確保
目標8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

 

 「私たちは,よりよい世界の実現に向け,ミレニアム宣言の約束を果たすよう国際社会に期待する数十億の人々を裏切ってはなりません。
 約束を守ろうではありませんか。」-潘基文(パン・ギムン)国連事務総長
 ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)は,開発分野における国際社会共通の目標です。2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言を基にまとめられました。
 MDGsは,極度の貧困と飢餓の撲滅など,2015年までに達成すべき8つの目標を掲げ,達成期限となる2015年までに一定の成果をあげました。その内容は後継となる持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030アジェンダ)に引きつがれています。
 日本は,より良い世界を築くために国際社会が一体となって取り組むべき目標としてMDGsを重視し,日本が積極的に推進してきた人間の安全保障の実現のためにも,二国間及び国際機関経由のODAなどを効果的に活用し,MDGsの達成に積極的に貢献してきました。

〈参考文献〉外務省「ミレニアム開発目標(MDGs)」(URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs.html 閲覧日:2020/4/13)
 

SDGs(エスディージーズ 持続可能な開発目標)が掲げる17のゴール(目標)についてご紹介!

SDGs持続可能な開発目標は、貧困な国、裕福な国、経済的に安定している国、地球を保護しながら繁栄を促進するために、すべての国による行動の呼びかけです。
気候変動と環境保護に取り組み、貧困を終わらせ経済成長を進め、教育、健康、社会保護、雇用機会を含む幅広い社会的ニーズに対処する必要があります。
地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを目指し、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
以前のMDGsの内容よりも、以下の点を考慮し、広く具体的な目標、ターゲット、指針を設定しております。
普遍的:先進国を含め、全ての国が行動
包摂性:人間の安全保障の理念を反映し「誰一人取り残さない」
参画型:全てのステークホルダーが役割を
統合性:社会・経済・環境に統合的に取り組む
透明性:定期的にフォローアップ

 
SDGsの中身は、大きく17のゴール(目標)が掲げられ、その下に169のターゲット(具体的目標)、232の指標によって構成されています。
順を追って具体的な内容について、ご紹介いたします。
下記、SDGs 17のゴール(目標)の詳細とアイコンです。

 
目標1(貧困):あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
目標2(飢餓):飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
目標3(保健):あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
目標4(教育):すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
目標5(ジェンダー):ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
目標6(水・衛生):すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
目標7(エネルギー):すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
目標8(経済成長と雇用):包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある 人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
目標9(インフラ、産業化 イノベーション):強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベー
ションの推進を図る。
目標10(不平等):各国内及び各国間の不平等を是正する。
目標11(持続可能な都市):包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
目標12(持続可能な生産と 消費):持続可能な生産消費形態を確保する。
目標13(気候変動):気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
目標14(海洋資源):持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
目標15(陸上資源):陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処
ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
目標16(平和):持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを
提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
目標17(実施手段):持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。

 

〈参考文献〉外務省「SDGsとは?ー持続可能な開発のための2030アジェンダ(PDF)」(URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/000270935.pdf閲覧日:2020/4/14)
 

以前のMDGsでは、貧困や飢餓など国際的な社会問題を大きく捉えていましたが、SDGsでは、労働や経済成長、環境問題、平和など地球上の問題を包括した目標とされています。
知られていませんが日本においても貧困層の課題、ジェンダーレスなど、まだまだ課題は多く残っている状況です。
その他にも、以前から続く発展途上国への支援、エネルギー問題や経済問題など、先進国である日本は率先して取り組まなければならないと言えます。
環境問題や平和に関しては、地球全体で取り組むものとして、各国、人々が意識すべき目標です。

SDGs(エスディージーズ 持続可能な開発目標)の詳細については、「Sustainable Development Goals website」にて公開されています。
日本では大きく報道されない世界の情報やニュースが、各目標に関連して掲載されています。
〈参考文献〉「Sustainable Development Goals website」(URL:https://www.un.org/sustainabledevelopment/閲覧日:2020/5/7)
 

 

SDGs(エスディージーズ 持続可能な開発目標)が掲げる17のゴール(目標)の下にある、169のターゲットと232の指標について、詳細をご紹介!

SDGs持続可能な開発目標は、すべての人にとってより良い、より持続可能な未来を達成するための明るい未来です。
17の目標は、貧困、不平等、気候変動、環境悪化、平和など私たちが直面している世界的に取り組むべき課題に対し、全てが相互的に繋がり達成することが重要です。
SDGsの17の目標の下には、各問題の詳細について169のターゲットと232の指標(全244の指標 重複分含む)があり、より具体的にした詳細な目標設定があります。
以下に総務省HPより参照しました、169のターゲットと232の指標のPDFを添付いたします。
 
目標1 : 貧困をなくそう
目標2 : 飢餓をゼロに
目標3 : すべての人に健康と福祉を
目標4 : 質の高い教育をみんなに
目標5 : ジェンダー平等を実現しよう
目標6 : 安全な水とトイレを世界中に
目標7 : エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標8 : 働きがいも経済成長も
目標9 : 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標10 : 人や国の不平等をなくそう
目標11 : 住み続けられるまちづくりを
目標12 : つくる責任つかう責任
目標13 : 気候変動に具体的な対策を
目標14 : 海の豊かさを守ろう
目標15 : 陸の豊かさも守ろう
目標16 : 平和と公正をすべての人に
目標17 : パートナーシップで目標を達成しよう
更新履歴
〈参考文献〉総務省「持続可能な開発(SDGs)- 指標仮訳」(URL:https://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/kokusai/02toukatsu01_04000212.html 閲覧日:2020/4/14)
〈参考文献〉外務省「SDGグローバル指標(SDG Indicators)」(URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/statistics/index.html 閲覧日:2020/4/14)
 

SDGs(エスディージーズ 持続可能な開発目標)が掲げる「目標1:貧困をなくそう」の詳細について、事実と数字を踏まえてご紹介

上記の通り、SDGsの17の目標は、各目標につき、約10個程度のターゲットと指標が設定されおり、「目標1のターゲット」について、もう少し詳しくご紹介いたします。
貧困をなくすには、持続可能な雇用を提供し、平等を促進するためには、経済成長が包括的でなければなりません。
その為の指標として、下記のターゲットが設定されています。
 
「目標1:貧困をなくそう」
1.1:2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。
1.2:2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。
1.3:各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。
1.4 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。
1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。
1.a あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。
1.b 貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、国、地域及び国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する。”
 

◇SDGs(エスディージーズ 持続可能な開発目標)が掲げる「目標1:貧困をなくそう」の詳細、世界の貧困の実情

世界的に極度の貧困状態にある人々の数は、1990年の36%から2015年には10%に減少しました。
変化のペースは鈍化していましたが、今日のCOVID-19危機は貧困との戦いにおける数十年の進歩を逆転させるリスクがあります。
国連大学世界開発経済研究所が発表した新しい研究は、世界的なパンデミックによる経済的影響により、世界の貧困が5億人、つまり全人口の8%増加する可能性があることを警告しています。
1990年以来、30年で世界的に貧困が増加したのはこれが初めてです。
既述した世界の人口の約10%にあたる7億人以上は、極度の貧困で保健、教育、水や食料、衛生面も悪く、基本的な生活すら満足に送れていません。
1日あたり1.90ドル未満で生活する人々の大半は、サハラ以南のアフリカに住んでいます。世界的に見ても農村部の貧困率は17.2%と都市部の3倍以上です。
仕事をしている人にとって、仕事を持つことはまともな生活を保証するものではありません。
2018年の調べでは、実際に世界中の雇用された労働者とその家族の8%が極度の貧困状態で暮らしていました。
5人に1人の子供が極度の貧困状態で生活していることになります。
すべての子供たちと他の貧困なグループの社会的保護を確保することは、貧困を減らすために重要です。
 
【数字でみる世界の実情】
・7億人以上、つまり世界人口の10%が依然として極度の貧困状態にあります。1日1.90ドル未満で生き残ります。
・仕事を持っていることはまともな生活を保証するものではありません。実際、世界中の雇用された労働者とその家族の8%が、2018年に極度の貧困状態で生活していました。
・世界的には、同じ年齢層の男性100人ごとに、25歳から34歳の122人の女性が極度の貧困状態で生活しています。
・1日あたり1.90ドル未満で生活する人々の大半は、サハラ以南のアフリカに住んでいます。
・高い貧困率は、小さくて壊れやすく、紛争の影響を受けている国でよく見られます。
・貧困は子どもたちに不釣り合いに影響します。5人に1人の子供が極度の貧困状態にあります。
・2018年、世界の人口の55%が社会保護を利用できません。
・2018年に出産した女性の41%だけが出産現金給付を受けました。

〈参考文献〉Sustainable Development Goals website「Goal 1: End poverty in all its forms everywhere」(URL:https://www.un.org/sustainabledevelopment/poverty/閲覧日:2020/5/7)

 

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)のロゴについて、使用方法と使用上の注意点についてご紹介

ロゴは、会社や団体の象徴として使用されますが、SDGsにもロゴが作成されており、世界中で広く使用出来るように国連のHPに掲載されています。
しかし、何でもかんでも使える訳ではなく、使用方法についてもしっかりと記載があります。
今回は、ロゴの使い方といくつか使用上の注意点をご紹介いたします。

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)のロゴについて、ロゴの紹介と使い方!

上記の項目までで掲載した17アイコンなど代表的なポスターですが、ロゴではありません。
これがSDGsの本当のロゴです。
「Sustinable Development Goals(持続可能な開発目標)」の文字とSDGsカラーホイールを組合わせたものがSDGsのロゴ です。
ロゴには、横型と縦型の2種類が用意されており、さらに上記のカラー版以外に、白色版・黒色版に加え、6言語版があります。
また、国連のエンブレムがあしらわれたロゴもあります。国連に関連する機関や組織のみが使用することが出来るため、一般企業は、上記のものを使用して下さい。

現在公開されているロゴとアイコンの使用期限については、変更がない限り2030年12月31日まで使用することが出来ます。
この期日は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成期日と同じ日となっています。
しかし、SDGsに関係するものであれば、それ以降も継続して使用出来るように配慮されいます。

SDGsのロゴやアイコンの画像データは、2019年8月にロゴが改定され、国際連合広報センターのHPからダウンロードする事ができます。
ジャパンサイトでは、日本語版と英語版が準備されております。下記、リンクよりご確認下さい。

〈参考文献〉国際連合広報センター「SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン」(URL:https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_logo/閲覧日:2020/5/14)

 

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)のロゴについて、使用上の注意点!

◇カラー版SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)のロゴについて、使用上の注意点!

カラー版の持続可能な開発目標(SDGs)ロゴは、白またはライトグレー(薄灰色)の背景でのみ使用すること。
明度は右記を参照。「LIGHT GREY PMS: Cool Gray 1C R 241 G 241 B 241 C 4 M 3 Y 3 K 0」
※カラー版のSDGsロゴは、上記の通り、背景色が白色かライトグレーのみで使用することとなっております。
背景色を違う色や、形を変えたり、デザインの変更はしてはいけません。
 

◇白黒版SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)のロゴについて、使用上の注意点!

背景が白+文字が黒色版のロゴは、白黒での表示(すなわち白黒の広告)のために必要な場合にのみ使用すること。
背景が白+文字が黒色版のロゴは、白の背景でのみ用い、色付きの背景では決して用いるべきではない。

背景が黒+文字が白色版のロゴは、持続可能な開発目標(SDGs)カラースキームのどの色を背景としても使用可能。
白黒での表示(すなわち白黒の広告)のために必要な場合、ロゴは黒の背景でのみ使用すること。

※少しややこしいですが、背景白色黒文字版のロゴは、白黒表示の時だけで色付きの背景色の時は使用出来ません。
逆に背景黒色白文字版のロゴは、違う背景色の時でも使用出来ます。
 

◇SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)のロゴについて、使用禁止事項の例!

具体的に、下記に示すようなデザインの変更は、禁止事項です。
持続可能な開発目標(SDGs)ロゴのフォーマット、寸法および色付けの詳細は、下記で示すとおりとする。

上記、これらの取り扱い事例は禁ずる。
今回は代表的なものをご紹介いたしましたが他にも、企業のロゴと組合せて使用する際やロゴ仕様、アイコンなど使用方法、注意点など細かく設定されてます。
ロゴ使用の際は、下記リンク(PDF)よりガイドラインに従って使用いたしましょう。

〈参考文献〉国際連合広報センター「ロゴ使用のためのガイドライン(日本語訳)」(URL:https://www.unic.or.jp/files/SDG_Guidelines_AUG_2019_Final_ja.pdf閲覧日:2020/5/14)
 

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)のロゴについて、SDGsカラーホイールのロゴピンバッジの購入方法!

最近、SDGsカラーホイールのピンバッジを付けている方を見かけるようになりましたが、その購入方法についてご紹介いたします。
SDGsのピンバッジを購入先を調べた時、日本国内に事務所を構える国連関係の機関では、SDGsピンバッジの販売をしていない為、すぐに見つかりません。
国連とは関係なく、SDGsの活動を支援する企業などが販売しているものに関しては、国内でも購入可能です。
国連が販売しているSDGsピンバッジの購入には、国連本部のオンラインショップから、お買い求め出来ます。
購入は、10個単位注文可能です。
◆SDGsピンバッジ国連本部オンラインショップ(英語)※こちらをクリック!
 

〈参考文献〉国際連合広報センター「SDGsピンバッジの購入、SDGsロゴおよびアイコンの使用」(URL:https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_lapel_pins/閲覧日:2020/5/14)

 

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)における、日本政府の取り組みについて

日本政府は、以前より貧困地域や発展途上国への支援など国際社会に対し貢献をしておりますが、2015年のSDGs採択後2016年、国内において「SDGs推進本部」を設立し、SDGsに対しより積極的に取り組む姿勢のようです。
「SDGs推進本部」の構成は、本部長に総理大臣、副本部長に官房長官と外務大臣、本部には全閣僚含む構成となっており、その下には、行政、非営利団体、非政府組織、など各種団体を含むステークホルダーが参画しています。
上記メンバーの会議である「SDGs推進円卓会議」にて、同年には日本の指針である「SDGs実施指針」を決定されました。
年2回ある推進本部会合を通し、毎年の施策案が出されていましたが、昨年2019年12月の会合では「SDGs実施指針」を改定されるとともに、「SDGsアクションプラン2020」を発表しました。
◇「SDGsアクションプラン2020」のPDFをダウンロードは、こちらの青文字をクリック!
◇「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針決定版」のPDFをダウンロードは、こちらの青文字をクリック!
〈参考文献〉外務省「日本政府の取組」(URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/effort/index.html 閲覧日:2020/4/15)
〈参考文献〉首相官邸「 持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」(URL:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sdgs/ 閲覧日:2020/4/15)

 

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)日本政府の取り組みについて、国連ハイレベル政治フォーラム(High Level Political Forum : HLPF)

HLPFは,2015年9月,国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」文書において,同アジェンダの実施をレビューするグローバル・レベルでのフォローアップ・プロセスと位置づけられている会合です。
HLPFの会合は,総会主催会合(首脳級=SDGサミット,4年に1回開催)と経社理主催会合(閣僚級,毎年開催)があります。参加者は,すべての国連加盟国及び専門機関加盟国となっています。
2019年9月に国連本部で行われたSDGサミットでは,安倍内閣総理大臣から日本のSDGs達成に向けた取組について発信しました。また,同サミットでは「SDGサミット政治宣言」が採択され, SDGs達成に向けて取組を加速化していくことを各国首脳等の間で確認しました。
閣僚級HLPFには,これまで我が国からは,岸田外務大臣(2013年),井上環境副大臣(2014年),中根政務官(2015年),濵地政務官(2016年),岸田外務大臣(2017年),岡本政務官(2018年)が参加しました。(※2019年は事務方が出席)
閣僚級HLPFでは,毎年希望する国が2030アジェンダ実施の取組状況について自発的国家レビュー(VNR: Voluntary National Review)を実施することになっており,2017年7月のHLPFでは日本も同レビューを実施しました。

お時間がある方は、2017年7月のHLPFにて実施されました日本の報告書のPDFもご覧ください。
◇「国連ハイレベル政治フォーラム報告書」のPDFダウンロードは、こちらの青文字をクリック!
〈参考文献〉外務省「日本政府の取組」(URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/effort/index.html 閲覧日:2020/4/15)
 

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)への取り組みについて、有限会社ECSテクノは持続可能な開発目標(SDGs)の取組を支援しています。

 

私たち有限会社ECSテクノでは、このSDGsに賛同し、弊社が出来る事から活動することで、SDGsの取組に貢献いたします。
既述した通り、以前からMDGsなど世界規模の支援活動がありましたが、SDGsに代わり人種地域を問わず、地球の問題として年々関心が大きくなっています。
日本においても、戦後の高度経済成長によって、多くの人が食べることに困らない経済基盤が確保されましたが、我々の生活の近くでも異変を感じているのではないでしょうか。
昨今のゲリラ豪雨による被害、ヒートアイランド現象、温暖化など環境問題以外にも、貧富の格差、超高齢化社会など、問題が身近で起き始めているためです。
更に2020年には、コロナウィルスのパンデミックが起きた事で、世界に依存したマスク製造、先進国では遅い日本の対応など、本当にこのまま持続可能なのか。国や企業、個人から見直す良い機会と捉えましょう。
SDGsの17色の目標は、地球上の誰一人として取り残さずに、全ての人が賛同出来る目標ばかりです。
弊社は、これまで当たり前だったものを未来に残せるように、社会貢献することに取り組んでまいります。

 

SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)への取り組みについて、ECSテクノが出来る事


 

近年、地球温暖化、都市部のヒートアイランド現象等による自然界の復元サイクルの弱体化が次の世代への負の財産として、世界的に大きな課題となっています。
この為、京都議定書での”CO2の削減”に見られるように、環境保護のための活動が世界規模で始まっております。
国家的及び社会的見地からも、自然に優しい観光を再構築することが強く迫られております。
このような背景を受けて弊社有限会社ECSテクノでは環境に優しい環境改善舗装土を世の中にニーズに応えるべく提供していくことと致しました。
当社の提供する環境改善舗装土”エコクリーンソイル”は無公害・優れた保水性・自然景観を有し、薬剤を使用しない防草材料としても最適な製品です。
施工も水を撒くだけとこれからのの高齢社会においても受け入れ易い製品であることを確信しております。
今後、当製品をベースに世の中のニーズにあった環境に優しい製品を開発し、次の世代への良き財産を残すべくことを目標に進んでまいります。

 

◇SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)への取り組みについて、エコクリーンソイルによるアプローチ


弊社のエコクリーンソイルは、環境負荷の軽減、特に安全性を重視し、景観性向上等の観点から様々な所に適応し防草と自然土の質感等の特徴を発揮するように開発されています。
本製品は、厳選された良質な天然の真砂土を主成分としているため、環境に配慮した新しい土系舗装材です。
また、この製品は見た目の自然さに加え、緩やかな透水性があり、強い保水力も有するため、雨水による水たまりが出来にくく、さらに、土壌の乾燥を防ぎ樹木に対して安定した水環境を与える効果もあります。
温暖化対策の面では、保水した素材からの水分蒸発による冷却効果により、コンクリートやアスファルトと異なる自然に近い温度抑制効果を発揮する事が出来ます。

◇SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)への取り組みについて、全ての人が平等に働ける職場を目指します。


人種、性別などの隔たりなく、全ての人が平等に評価され、子育てに大変なシングルマザーや介護など個々人の状況に合わせた働き方を実現し、心身共に健康に満たされる職場環境づくりを目指します。

◇SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)への取り組みについて、パートナーシップを結び環境問題に向き合います。


弊社で出来る事は限られており、同じ考えや目的を持った様々な企業様とパートナシップを結び、持続可能な開発目標を目指します。
現在では、「ヒートアイランド対策協議会」の会員とし、日本におけるヒートアイランド現象の環境問題への対策に積極的に取り組んでいます。

 

◇自然土系舗装材エコクリーンソイル 建設物価掲載の設計価格や詳細についてご紹介

土系舗装材料エコクリーンソイルは、エコでクリーンな製品として、人にも環境にも優しい製品です。
日本の販売履歴が長く、全国の遊歩道や防草対策としてよくご利用頂き、数多くの実績がございます。
エコクリーンソイルの詳しい製品情報は下記ページをご参照ください。

エコクリーンソイル

◆エコクリーンソイル カタログ2023ダウンロード!カタログ画像orこちらの青文字をクリック!!

◆エコクリーンソイルの積算 使用量の目安について

使用量について、カタログ裏面に簡単に記載しております。
厚さ40㎜の時、2.8袋/㎡使用 用途:人の通行程度
厚さ50㎜の時、3.5袋/㎡使用 用途:自転車などの通行程度
厚さ60㎜の時、4.2袋/㎡使用 用途:管理車両などの通行程度

◆エコクリーンソイル活用 施工事例と写真!こちらの青文字をクリック!!

活用事例を掲載しております。どのような仕上がりになるのか、ご興味ある方は、是非ご覧ください。

◆エコクリーンソイルの登録評価について

エコクリーンソイルは下記の登録を取得しており、公共工事においても広くご利用頂いております。

・NETIS登録番号TH-000030-V:活用効果評価有り
・東京都建設局新技術登録NO.1001003
・旧日本道路公団(NEXCO)新技術登録NO.200100051

エコクリーンソイルは、建設物価 特殊舗装工 エコクリーンソイル工法に掲載しております。

◆エコクリーンソイルの施工について、条件付きにてご相談承ります。

弊社は、エコクリーンソイルのメーカーとして製造販売のみ行っておりましたが、
この度、エコクリーンソイルの施工について、関東近郊でのご対応を開始いたしました。

エコクリーンソイルの施工をお受けするにあたり、対応可能な規模やエリアに限りがございます。
下記のお問合せフォームより、ご連絡先、依頼内容を記載の上、ご連絡願います。
※ご依頼内容によっては、お受け出来ない場合もございます。予めご了承ください。

その他、エコクリーンソイル設計価格、設計施工歩掛り、平米単価、特注色(応相談)などお見積作成や必要資料がございましたらお問合せ下さい。
また製品についてご質問やご相談、お困りのことなどございましたら、下記お問合せフォームからお問合せ頂くかお電話にてご連絡下さい。

アバター画像

投稿者:奥野 瞬

経歴:明治大学卒業後、大手ゼネコングループ企業に勤務し、設計や営業を経験し、大規模建築から小規模建築まで様々な案件に携わる。 その後、現在の有限会社ECSテクノへ転職し、営業及び広報担当とし勤務している。 土木の領域は経験が浅い為、勉強をしつつ情報をブログにて共有し、自身のアウトプットとして行っている。

PAGE TOP